2020.10.11 Sun
快晴の日曜日。
取り敢えず空いた時間にT-man 98" FXRをテスト走行するつもりだったのですが、何だかクラッチのフィーリングがオカシイ、、当然オーナーさんは自走で来店されたので、クラッチパックを交換してから起きたトラブルという事になります。

もう一度店に入れてクラッチを分解してチェックします。乾式ベルトドライブの場合オープンの状態で必ず回してチェックしていますがジャッキアップでの確認では問題がありませんでした。特に滑った形跡も全くありません。

長さの異なるショルダーナットに交換したり、シムを入れたり、逆に抜いてみたり。しかし一向に症状は変わりません。

原因が分かりました。今まで特に意識せず、オイルシール有りの長いタイプと無しの短いタイプのプリモ製クラッチハブナットを使っていました。しかし、このハブナット、2種類あるのには理由がありました。今までキットに付属していたものをそのまま使っていた為全く気が付いていませんでしたが、組み合わせを変えると不具合が生じる年式やモデルがあるようです。

リカバリー完了です。

オマケの画像は此方↓
CB550F2に装着してとてもフィーリングの良かったKONI。後々オーバーホール出来る点にもメリットがあります。で、今回新品デッドストックを探して購入。
W1SAで試すつもりだったのですが、そのままではフレームに干渉してしまい、装着出来ないという事が判明しました。フレーム側を少し逃し加工すれば装着可能なのですが、それは絶対にしたくないのでショック側に追加の加工パーツを装着して逃がそうかと考えています。
当初、ピポットのスペーサーカラーが足りないだけだと思っていた為意気揚々と旋盤で作ったのですが、、他車種流用はなかなかどうして、すんなりとはいきませんねー。

※明日は出張修理の為留守にする時間が御座います。時間が読めませんので終日留守とさせて頂きますので予めご了承下さい。
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