2020.10.10 Sat
'94y T-man TC98-FXR 整備~其の弐。
FXRPの純正はアルミキャストでしたが、このリプレイス品はスチールキャスト製。此方の方が良い出来ですね。

スターターのロックプレートは出来れば毎回交換するべき。

一次ドライブ完成。

スターターリレーもかなり怪しいです。

で、リレーも新品交換。

これで何の問題も無く始動出来るようになりました。

続いて錆びていたボルト。

予算の都合で1次ドライブ回りだけですが、ARPとダイヤモンドE/G製のステンレスボルトに交換。

21本のボルトを交換しました。これだけでもかなり見た目がしっかりします。錆びたボルトほど惨めなものはありません。

クラッチの操作が随分重かったのでラスペネ処理。

キャブレターのジェッティングをチェック。

このFXRには"T-man Perforance"製のCNCポーテッドヘッドを装着してありますが、同じFCRでもエボのFXRなんかに比べるとあからさまに大きなジェットが必要となります。パワーがあるので当然ガスも必要になる訳です。
ちょっと信じられないようなサイズが入っているのですが、それでもまだプラグが焼け過ぎている為、ジェットを更に上げました。

バッテリーがグラグラでした。ストッパーのボルトが不適合でしたので交換しました。

スロットルケーブルはかなりアソビを増やしておきました。このエンジンでスロットルがダイレクトな感じだとちょっと危険ですので。

ヘッドライトバルブはH4ハロゲンからLEDに交換。本来オートバイ用ではありませんが、強烈に明るくて今のところ壊れた事が無いのでハーレーでも使用しています。

前後のブレーキフルードは全交換。フロントは全て国産化されているので国産のDOT4。

リアはハーレーのままでDOT5。

エンジンオイルをドレン。距離も走っていないのでオイルの劣化は少なく、スラッジは皆無でした。

テールランプはスモールもブレーキも切れておりました。

作業はほぼ完了です。明日以降走らせて問題が無ければOKなのですが、錆び錆びになってしまったボルトやスイングアームをどうやって処理しようか悩んでおります。

オマケの画像は此方↓
W1SAとW3のシートの比較です。

W3の実車をマジマジと間近で見た事が無いのですが、外観の雰囲気が随分違っており、特にシートがW3はスマートに見えておりました。
W1SAは昔ながらの多スプリング式構造で、W3は現在の主流であるスポンジ製のシートとなっています。
試しに中古のW3用純正シートを入手してみたのですが、上から見ただけでも全く形状が違う事が分かります。
W1SAのシートは野暮ったい雰囲気ですねぇ〜

- 関連記事
-
- '94y T-man TC98-FXR テスト走行。 (2020/10/15)
- 快晴の日曜日。 (2020/10/11)
- '94y T-man TC98-FXR 整備~其の弐。 (2020/10/10)
- '94y T-man TC98-FXR 整備~其の壱。 (2020/10/02)
- '93y DELKRON TC95 FXRP 完成。 (2020/09/28)
| FXR on T/C | 21:35 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑