2020.10.05 Mon
'71y W1SA 諸々。
ロングに走った後何故か調子が変わっている、という事は旧車ではよくあるハナシ。ですので本日も少しW1をチェック。

一昨日の400kmテストでW1は峠でも全く問題無く走れる事が分かりました。適度に重いクランクのお陰で中低速のトルクが太い為、下手な4発よりも速く走れます。
当方は10代の頃TZRで峠に足蹴く通い詰めたクチですので根っからのワインディング好き。しかしハーレーは当方には重過ぎるし、バンク角も圧倒的に浅いので峠に行っても正直楽しくはありません。
しかし、旧車と言えど国産車は違います。CB550でもこのW1でもかなり突っ込めますからコーナーが本当に楽しい訳です。

フロントサスペンションはW1の場合アウタースプリング式なのでダンパーの減衰は基本オイルの粘度だけで制御されます。しかし、一般道では問題の無いFサスも、峠となればハナシは別。ダンパーの抑えが効かないのでボヨンボヨンといつまでも揺れる為、上りコーナーは問題無いですが、下りの高速コーナーでフロント加重のままコーナーに入ると結構怖い思いをします。笑
そう考えると34Φ→36Φにインナーチューブが太くなり、一般的なチェリアーニ式に変更されたW3のフロントサスペンションがベストな訳です。もしこのW1のオーナーさんが決まったら、次はW3を仕入れてみたいと考えています。


ま、そんな語宅は良いとして、W1は今日も好調。
リアサスペンションをカワサキ純正の他車種用に交換してみました。
オイルタンクのオイルホースフィッティングのところでオイル漏れがあるので、次回オイル交換時にフィッティングのアルミクラッシュワッシャーを交換します。
あと3速から4速に入れる時、一発でシフト出来ない事が何度かあった為、T/Mのシフター調整をしたいと思います。


オマケの画僧は此方↓
W1と言えば、これ。笑
昔々まだ学生だった頃、片岡義男と何故か横溝正史シリーズの文庫は片っ端から読んでいました。
「彼のオートバイ、彼女の島」は当然読んだ事がありますが、既に全く内容を覚えていないので改めて入手。
昭和55年の三版。今は古本屋で探さなくてもネットで直ぐに見つかります。便利な時代になりました。

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