2020.09.26 Sat
'71y W1SA / '93y DELKRON TC95 FXRP。
で、昨日キャブのセッティングを変えておいたW1SAですが、乗ってみるとアカラサマに薄い、、パイロットを下げ、そのうえニードルC1は流石に薄く出たようですが、この車両で初めてリーンな状態を確認出来たので、ひとつの基準が出来ました。
キャブセッティングの際、迷った時は最大と最小をまずは試すべきなのですが(当然走行には細心の注意が必要)これで演れた純正キャブレターでも薄く出来るという事が分かった訳です。
まずはクリップ位置をC3に変更し、折角ガソリンタンクを外したのでタペット調整を行う事にしました。エンジン組み上げ後、初の調整です。

今までは"ナラシ用"のタペット調整としていました。具体的に言うと、ベストには追い込まずアソビを大きく取り、緩めのテンションで走らせていた訳です。ガシャガシャとメカノイズは煩いですが、緩い分には壊れる事はそうそうありません。
とはいえ既に170km走行しておりますし、タペットが五月蝿いのは耳障りですのでこのあたりで再調整。
一応規定値クリアランスは0.05mm〜0.07mmなのですが、基準値大きめの0.07にIN/EX共にセットしました。
で、エンジンを始動する訳ですが、タペットを詰めたのでエンジンの始動性は更に上がり、キックも軽くなりました。当然タペット音も小さくなり、ヘルメットを被ってしまえば気にならないレベルです。
また、アイドルスクリューは一切触っておりませんが、アイドリングが下がり、今までにも増して安定しました。
多分、今の状態がベストなエンジンセッティングなのだと思います。

あまりに楽し過ぎて(笑)ちょっと遠回りに乗ってみましたが、38Tのスプロケだと4速3000rpmで80km/hほど出せるので頗る快適です。このまま何百キロも走りに行きたくなった程素晴らしい。来週の定休日は遠乗りしてみようかなぁなんて思います。兎に角、調子の良いW1は手放しに面白い単車です。

夕方問屋さんから部品が届きました。ここ最近特に修理依頼の多いスターターのワンウェイクラッチです。これはどちらもエボ後期+TC88用ですが、2台のFXRで交換します。
ハーレーの場合、スターターがダメになったら"押しがけ"する訳にもいかず、”即レッカー”という事になりますのでバッテリーとスターターはセットで良い状態にするよう心がけるべきだと思います。ワンウェイは壊れなきゃ変えない、というのが普通ですが、新車から交換されてないとすれば、数十年動いている事になる訳です。
そう高価なものではありませんので、壊れる前に対応しておく事が無難です。

で、注文してあった汎用ウインカーも届きました。FXRPのリアウインカーの改造ベースに使うつもりで仕入れたのですが、プラスチック製だとばかり思っていたウインカーボディはゴム製でした、、これは予想外。

ゴム製ですのでウインカーレンズにはリブで嵌め込まれているだけです。このリブが使えたら良いなぁという訳で、無理は承知で旋盤で軽く掴んで回してみたのですが、、

当然、普通に割れました、、、、、

出来上がりとしてはこんな感じにしたい訳で。

光らせてみても悪くありません。

という訳でもう片方のレンズも加工します。"ピラニアン"ノコギリでカット。

完成。"子供騙し"な安っぽい工作ですが(笑)ウインカーは簡単に交換できますし、ゴムなので振動にも強いんじゃないかと思います。

そんな感じの本日でした。

- 関連記事
-
- '71y W1SA フロントエンドのリカバリー。 (2020/09/30)
- '71y W1SA トータル266km走行。 (2020/09/29)
- '71y W1SA / '93y DELKRON TC95 FXRP。 (2020/09/26)
- '93y DELKRON TC95 FXRP / '71y W1SA。 (2020/09/25)
- GSX-R1100改1200 パウダーコート色々。 (2020/09/20)
| Metric Bikes (JAPAN) | 21:17 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑