2020.09.21 Mon
'93y DELKRON TC95 FXRP / '71y W1SA。
ポリスオリジナルのリアのブレーキペダルですが、馬鹿程デカイ。以前もレッグガードに干渉していましたが、ペダル部分を無理矢理曲げて使っておりました。
純正のレッグガードは正直ペラペラに薄いのでなんとかRブレーキが踏めておりましたが、フルゲイン製のレッグガードは分厚く屈強なのでブレーキが全く踏めなくなっています。

FXRPやFXRTなどのフットボードを装着するFXRでは、このフットボードマウントも数種類あります。此方は1993年モデルという事で、最終エボFXRP用のかなり珍しいタイプとなります。

フットボードの取り付けボルトが一本折れてました。

で、ブレーキペダルを外しました。これも特殊な形状をしています。

で、油圧プレスに固定しておいて鉄パイプを突っ込んでペダル部分を曲げ戻します。万力に固定するよりも強固に掴んでくれるので当方は”助っ人”が必要な時はかなりの頻度でプレスを使います。笑

で、ペダル部分を小さくカット。

そこにパンヘッド時代かな?純正デッドストックのブレーキペダルゴムを叩き込んでセットしました。

これでレッグガードに干渉する事無くブレーキ操作が出来るようになりました。

ちょっと曲がっているキックスタンド。ここも気になります。

純正キックスタンドが数本あるので後で交換してみます。

純正のサドルケースを外しブレーキフルードを交換します。

リアショックはずっとオーリンズですが、埃で汚れてはいるもののオイル滲みはまだありません。ブレーキパッドもOKです。


FXR定番のリアマスターカップの蓋の曲がり、、ここはいつものように銅ハンマーで叩いて平らにして再使用。そもそも銅ハンマーで叩いた位で元に戻るような蓋では駄目駄目な訳ですけど。

で、車体を綺麗にしながら組み上げます。

ここで待ちに待っていたW1SAで使用する38Tのリアスプロケットが届きました。車体をジャッキアップしたまま動かせなくなっていたので、速攻で組みます。

ハブにスプロケットをセットしてスプロケットボルトのナットを締め付けます。ここも油圧プレスに固定して締めています。スプロケットナットには本来回り止めのロックワッシャーが付くのですが、未だ入手出来ていませんので代替の普通のワッシャーを暫定的に入れています。赤のロックタイトで組みましたので近所をテスト走行する程度ならこれでOKかと。ハブダンパー内部のロックワッシャーは入っておりますので、緩んだとしても共回りはしません。

チェーンは#530でコマ数は96。ストック準拠ですが38Tでも問題無くチェーンは張れました。


セット完了。

店の回りをグルッと数百メートル乗ってみましたが、1速増えた感じです。
今までは3速で走っている感じで、街中でも4速より低いギアはあまり使い物にならなかったのですが、3速も普通に使えるようになりとても楽です。ようやくこれで”普通の”オートバイになりました。
最初からこのファイナルでナラシ走行を始められていたらもっと良かったのになぁと思いますが、これからのナラシは楽になりそう。


明日は入庫が一台ある予定ですが、ボチボチ進めたいと思います。


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