2020.09.13 Sun
'71y W1SA テスト走行と手直し。
で、本日エンジンを始動すると左側のキャブからオーバーフロー。エンジンを止めるとオーバーフローも止まります。コック位置がオンでもリザーブでもそれは変わりません。
今までガソリンは少量、リザーブで走らせていたので気が付きませんでしたが、原因は分かっています。


原因はこれ。社外のフロートバルブなのですが、内径クリアランスが大きく、自然落下式コックでガソリンを満タンに入れると圧が掛かる為、バルブが機能しているにも関わらず漏れる訳です。
ですのでクリアランスのタイトな純正中古をそのまま使っていたのですが、テルが気を利かせて交換してくれておりました。笑
セッティング中はガソリンタンクを頻繁に脱着する為、ガソリンは少量しか入れませんから気が付かなくて当然です。
もとの純正に戻してオーバーフローは止まりました。

という訳でテスト走行。




トータルで50km走りました。

前回も記載したとおりファイナルがとても低く、4速の2500rpmで55km/h、4速の3000rpmでも60km/hちょっとしか出ません。
ナラシが終わり5000-6000rpm回せれば問題無いのですが、今の状態ではオバちゃんの乗る軽自動車にも煽られます。笑
感覚的に言えば3速で走っているような感じです。半世紀前の道路事情ではこれで良かったという事でしょう。

始動性は全く問題ありませんが、走っているうちにどうしてもキャブレターが濃い方向に振ってしまいます。まぁ古いキャブレターにはよくあるハナシ。CBも同じでした。


という訳でクリップ位置だけを変えてみます。

W1SA、手放しに面白いです。全てがまったりしておりますが、乗り味が牧歌的でずーーーっと乗っていたくなる程快適。
久しく忘れていた感覚を思い出させてくれました。”ダブワン”、根強い人気があるのも頷けます。
トップエンドO/Hをしっかりやって良かったと思います。

もう少し涼しくなって、秋晴れの日に乗ったらとても気持ち良いだろうなぁ、、

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