2020.08.08 Sat
2台のTC-FXR フロントエンド〜ローリングシャシー考察。
現地から知り合いらがアップするSNSの画像を見ながら、あの塩の大地に想いを馳せながら今日は作業しています。
そんな訳で、今日もJIMS/T-man TC131とKENNY BOYCE TC103、2台のTC-FXRを同時に作業していきます。この方が効率が良いですから。
まずはJIMSの131 FXR1から。
この車両がオレンジラメの外装だった頃に使っていたフロントエンドをそのまま流用します。とはいえこの車両のステムは"ZEL"と刻印されている聞いた事のないメーカーのナロートリプルツリーを使います。
ステムアッパーとロアの幅が狭く、特殊です。


GCB/フォルセラの43mmをセット。インナーパイプは黒ではなく紺色でした。


続いてケニーボイスフレームのFXRです。ネックのベアリングレースが抜いてありました。取り敢えずまずは仮組みですので、中古のレースを打ち込みます。まだどのフロントエンドを使うのかも決まっておりませんので。

こちらの車両のステムはフォルセラ純正のミッドグライド。ナローよりも20ミリ程幅が広くなっています。ボルトは全てダイヤモンドE/G製に交換しています。

遠目に見てもお分かりになるかと思いますが、ケニーボイスフレームはネックが寝ています。

問屋さんがお盆休暇に入ってしまうので、S&Sのステルスを注文しておきました。共にCVピッチのエボとTC88用となります。1個はTC88ソフテイルのお客様にFCRと共にインストールさせて頂く予定です。

フロントホイールはダイマグ・クラシックの19インチを取り敢えずセットしてみて車高をチェックします。

ネックが寝ていても極端にローダウンしてしまうような事はないみたいですが、もう少しFサスペンションが長くても良いかなぁ〜とは思います。まぁ"プロストリート"やドラッグっぽい雰囲気にするのならこれ位でもアリですけど。

リアはアクスルシャフト径が何故か20Φだったので装着出来ず。しかしながらJMCのエキセントリック部分は3種類のアクスル径に対応しているので、アクスルシャフトを19Φに削るか、作るかすれば良い訳です。因みにリアは16インチホイールです。
ざっくり2台のホイールベースを計ってみたのですが、ストックのFXRフレームに比べケニーボイスは50mm長い、という事が分かりました。もっとストレッチしているように見えますが、意外に変わらない訳です。

JIMSのFXRに戻ります。ホイールはこちらもマグネシウム製のPVMホイールです。破れていたのでパウダーコートしてアクスルベアリングを新品に交換しました。このホイールも凄まじく軽い。ホイールにタイヤをセットした状態で、ハーレー純正9キャストのホイール単体よりも軽いと思います。こちらは前後18インチとなります。

専用のハブダンパースプロケットを介してリアスプロケットをマウントしています。


まだタイヤの銘柄が決まっていないので、タイヤは注文していません。

とはいえ2台のFXRの全体の雰囲気は掴めたんじゃないかと思います。

どちらもフレームからのフルカスタムですので、クリーンで気持ちが良いです。

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