2020.07.25 Sat
'87y GSX-R750 整備。
ミクスチャーがかなり濃かったので1/2回転前後絞りました。
アイドルアジャスターを少しでも触ると大きくアイドリングが変わってしまうのですが、これはキャブボディが磨り減ってきている場合に多く出る症状です。
キャブレターは一度買ったら"一生モノ"と勘違いしている方が多いのですが、使用している以上、遅かれ早かれボディは駄目になります。
極端に燃費が落ちてきたり、何をどうやってもセッティングが出なくなってきたら、キャブレターは寿命だと考えて下さい。

小雨になった隙に車両を入れ替え。預かりっ放しで倉庫に閉まってあったGSX-R750の整備を行います。


前回オイル交換からの走行距離は僅か1000km余り。しかし2年以上経っているので交換した方がベターです。

まずはレーシングスタンドを使って前後ジャッキアップ。国産車はこの方法が使えるので作業効率が上がります。

こちらは油圧クラッチのフルード。2年放置してあったのでフルードの緑色は残っておりますが、濁りが出ているので当然交換となります。


マスターシリンダーは油砥石を使って面出し。

今回フルードカラーはブルーをチョイス。梅雨のジメジメした時期なので気分だけでも爽やかに。笑


ブレーキマスター側のカップが痛んでいました、、以前転倒したままだったような気がするので、この際リペアパーツを使って新品交換します。



パルサーカバーが転倒で痛んでいるのでヨシムラ製のものに交換したいところですが、多分オーナーさんはこのようなものには興味が無いので却下、となるでしょう、、カウルすら割れたままですからねぇ。笑

明日も雨みたいですし、まぁ〜ちょっとのんびりですね。

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