2020.06.01 Mon
'93y DELKRON TC95 FXRP レッグガードのフィッティング。
この車両には今となっては超!レアなカウル内部に小物を入れる"フェアリング・グローブボックス"が装着してあります。まずはこの箱が邪魔になるので一旦外します。

ベルクロテープで留める蓋が付いています。

FXRT/FXRPモデルではアッパーカウル専用のステーがバンパーと共締めされています。グローブボックスはこのステーのボルトに共締めされ、今回追加するレッグガードもまた更に共締めされるという訳。全てボルト+ナットで共締め、という難儀なハナシ。
レッグガード+アッパーカウルステー+アッパーカウル+インナーグローブボックス、合計4つ分の厚みを締め付けします。ですので穴位置のセンタリングがとても重要になります。

このインナーボックス、ステアリングをフルロックさせるとサスペンションインナーパイプに干渉します、、それが標準仕様。


インナーボックスが無いとやはりカウル内側のスカスカ感は否めません。実際この小物入れは非常に便利です。

で、ここからレッグガードのフィッティングを行います。
フルゲイン製のレッグガードは非常に肉厚で丈夫に出来ているのでバイスクリップで挟む位は平気です。念の為薄いゴム板でも挟んでおけばバッチリだと思います。

左側は特に何も無いので比較的簡単です。ですがレッグガード自体が左右均等なカタチでは無いので注意が必要です。




様々な方向からチェックを行い、取り付け位置が最も適切になるよう微調整を繰り返します。本当なら広い屋外で行いたいところです。

右側はバンパー、エキゾーストパイプ、リアブレーキなど様々な部分が干渉します。




干渉しそうな場所はバンバン削って逃げ加工。ラバーマウント車両は思いのほかエンジンが揺れる為、ギリギリ逃がす程度では全く足りない場合がほとんど。

削っては当てがってみて、を繰り返す事小一時間以上。
ポリス専用のリアブレーキパッドは巨大なので何処をどうしたとしてもレッグガードに干渉してしまいます。そもそもブレーキの踏みシロが確保出来ない為、ブレーキペダルは要加工となります。

ほぼ逃がしの形状が決まりました。最後にエッジ部分をペーパーヤスリで丸めておきます。

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