2020.05.28 Thu
TC96 FXR 転倒の修理。
極低速で砂に乗ってスリップダウンし、右側に転倒しています。転倒の際、右側ステップ、右側ブレーキペダル、ハンドルバー、リアに装着されたサドルバックで車体を支えていたようです。
右側のステップマウントボルトが曲がっており、その衝撃でリアブレーキのトルクロッドが曲がっています。よってリアブレーキは一切動かない状態です。

ブレーキペダルがクラッチケーブルを押してケーブルに亀裂が入っています。そこからT/Mオイルが漏れています。何故だかオイルパンの部分にもオイルのようなものが漏れた跡があり濡れていますね。

曲がったステップのマウントボルトとトルクロッド。どちらも再使用は無理そうです。

入庫の際、右側からオイルのようなものが漏れており当初ブレーキフルードかと思っておりましたが、全てT/Mオイルだったようです。クラッチケーブルは思ったよりも押されていたようで、サイドカバーにねじ込む金具部分からボッキリ折れていました。よく無事に店まで辿り着けたもの。運が良かったですねぇ。

そんな訳でT/Mオイルはドレンします。


T/Mサイドカバーが外れました。

サイドカバーに残ったクラッチケーブルの残骸も逆タップを叩き込むとあっさり抜けました。サイドカバーのネジ山にダメージはありませんのでそのまま使えそうです。

以前はストックのブレーキトルクロッドをカットして、そこへミリ螺子の寸切りを溶接してました。
今回はダイヤモンドE/Gのステンレスボルトにステンの寸切りを溶接して作ります。

こんな感じで。明日組み上げたいと思います。

| FXR on T/C | 18:48 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑