2020.05.03 Sun
'76y CB550four クラッチ回りの修正。

前回整備は丁度2年前。クラッチパック全てを交換しています。走行距離は大した事が無いと思いますが、エンジンオイルは径年で劣化しており真っ黒でした。スラッジはありません。


走行してみてギアチェンジやシフト操作自体には問題が無かった為、クラッチASSYではなく、こちらのクラッチのレリーズ側に問題があると思います。”テコの原理”で動作するクラッチアジャスティングレバーはカバー側に装着されており、動作を確認するにはイチイチカバーをセットする必要があります。ここはちょっと面倒ですね。

これがクラッチのアジャスティングレバー。カバーに固定されている訳ではなくフローティングしています。

ハンドル側クラッチレバーを握ると、クラッチカバー側にセットされたクラッチレバーが回りカムで持ち上げられるのですが、そのカムが押し上げる部分が傷んでいます。

少しだけ手ヤスリで慣らしてみましたが、明かに爪の引っ掛かる凹っとした傷があります。引っ掛かるような違和感があったのはこれだと思います。

ペーパーサンダーで均一にしました。ここの滑り次第でクラッチをミートするフィールが変わると思います。地味ですが大事。

序にバリの出ている部分やサイドの擦れていた部分もサンダーでスムーズにしておきました。この処理で劇的に変わるという訳ではありませんが、、用は気持ちの問題。笑

カバーにアジャスティングレバーを組み込みました。軽くスムーズになりますように。

クラッチカバーガスケットが欠品しており、今日はここまで。

店内にはW1とCBが鎮座しております。ハーレー屋には見えませんね。笑

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