2020.05.02 Sat
DELKRON TC95 FXRP / TC95 FXRS。
で、本日まずはFXRPにレッグガードを装着する準備です。
FXRPは純正のカウルを装着しておりますのでFRP製ではありません(ABS製?)。内部にはナイロンプラスチック製の小物入れがカウルに共締めされています。

ファイバーパーツのフィッティング作業ははっきり言って大嫌い!な作業デス、、笑


カウルに対してレッグガードを少しセットバックした位置にすると、なんとか"面"が合いそうです。


微妙に位置を調整しつつ、より面が当たる位置を探ります。



方眼紙を使って穴位置を写し取ります。

うーん、どうやってもこの三角の凹み部分でボルト穴が逃げてしまい、べったりとカウルに接地しません。ABS製のカウルに固定用の穴を追加すれば良いのですが、穴の近くに穴を追加すると必ずクラックが入ります。
これはレッグガード側を加工してもらうしか方法が無いような気がします。
ま、ここはGW明けに対処したいと思います。

続いて動きがおかしかったタコメーターを交換してみます。

FXRPには多くの補記類のインジケーターが装着されています。そのマイナス側は全てメーターダッシュにアースされています。端子は劣化しておりますのでハーレー、国産旧車に関わらず、全て接点復活剤を使用します。転ばぬ先のなんとやら。

メーターを交換し、難儀してメーターの配線背面カバーを装着。ポリスならではの構造のオンパレード。

交換しましたがなんら変わらず。結局ポリスは何も進まず。涙

気持ちを切り替える為にTC95 FXRSで使用するTC88 FLHRのT/Mを作業します。
もともと付いていたメインドライブギア内部のニードルベアリングが傷んでいた為、ドライブギア毎交換します。
現在はT/Mケース単体になっておりますのでSSTを使わずとも油圧プレスで全て作業が行えます。

ケース側のメインドライブギアベアリングは特に傷みは無かったのですが、折角ここまでバラしているので日本製の新品べアリングに交換します。

NSK製のものはフルカバーのスチールケージになっています。見るかに屈強です。

メインドライブギアベアリングの"嵌め合い"はとても緩いので、プラハンで軽くコツコツと叩くだけでケースに挿入出来ます。ケース単体だと横にして作業出来る為、斜めって入ってしまう事も皆無。最後に巨大なCリングでロックしたら作業完了です。

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