2020.04.16 Thu
'09y FXDL納車 / '71y W1SA タンクコートと燃料コックO/H。
本日まずは'09y FXDLの納車準備から。
各部を吹き上げるのと同時に最後のチェックを行います。時間も有ったので前後のホイールをは徹底的に磨き上げました。



パウダーコートを施したホイールは手間を掛ければ新品同様にまた輝きが蘇ります。


FXDLは夕方引き取り頂きました。ロッカーカバーの修理はGW明け辺りで対応をしたいと思います。この度も誠に有難う御座いました。

で、本日もW1を作業。"ピカタンZ"でクリーニングしたガソリンタンクにコーティングを施します。ピカタンZ、どんな成分なのか知りませんが見事に錆が落ちています。流石はワコーズ製品、素晴らしい。

タンク内部の水分を飛ばします。本来は大きなダンボール箱にガソリンタンクを放り込み、ヘアドライヤーで乾かすのがベストですが、面倒なので業務用ヒートガンで。ヒートガンは温度が高いので少し炙ってはスイッチオフ、という動作を繰り返します。

プラグコードは差し込み式なんですね、、、少し引っ張ったらボロッと抜けました。

お次はフューエルコックです。W1SAは車体の全てにおいて手を入れ直す必要があるのですが、このコックもなかなかどうして酷過ぎる、、もう廃盤ですのでどうしても復活させないといけません。

全くガソリンが流れなかったのですが内部はこの有様。ブログで匂いは伝える事が出来ませんが、ガソリンが腐ったアノ強烈な匂いが店中に漂っております。涙

内部を有りと凡ゆるもので穿り返し、最後にブラスト処理。W1SAは左右に2コックありますので2個のペットコックを作業しました。

仮組みしました。左右でコックが違っていますね。右側がW1SAの純正だと思います。
あと内部のOリングなどはまだ手配出来ておりません。

ガソリンタンクは十分乾かしたので、やはりワコーズ製のタンクライナーで内部をコーティングします。

二液性の主剤と硬化剤を8:2の割合で混ぜます。ここはじっくり、徹底的に混ぜ混ぜ。

タンク内部に均等にコーティング剤を行き渡らせたら、余剰分は抜き取ります。

コーティング完了。

本来ならこの後ダンボール内でドライヤー乾燥を行う事がベストなのですが、今回は急いでいる訳でも無いので自然放置で硬化させたいと思います。

続きます。

※現在当店にはGWまでに納めたい車両が複数あります。こんなご時世な事もありますし、当ブログで先刻したとおり何方様もご来店をお控え頂ければ幸いです。あと外出自粛のせいなのかどうなのか、お電話での愚問が多くなっており、作業の手が止まるので困っております。名乗りもしないで一方的に質問をするような輩に相手をする程暇ではないので悪しからず。
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