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MARUMASU Motorcycle Lounge / KAZUTOSHI "KAZ" MIZUTANI 

2006 - 2020 Specializes in Harley-Davidson / Japanese Classics Maintenance & Speed Pro Shop " The Spirit of Bonneville Salt Flats" Land Speed Racing. / 2010/2011 FIM World Speed Record : 2011/2014 AMA National Champion : 310-1 Nishi-bessho, Kuwana-shi, Mie 511-0851 JAPAN.

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SE120RX クランクケース到着。

米国、"T-man Performance"からクランクケースが戻りました。

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1月に"ブルズ・アイ"さんがダイノジェット本社へ渡米する際、ハンドキャリーして頂いた当方ボンネビル・レーサーのクランクケースです。

トランプ政権後、エンジンパーツは新品・中古に関わらず全て"危険物"と見なされ、日本→米国へ送る事が不可能となりました(米国→日本は問題ありません)。しかし、今回持ち込んで頂いたクランクケースのように搭乗機の手荷物であれば、当然"危険物"である筈が無いので、問題なく持ち込む事が出来る訳です。

インボイスに"中古品"記載が無かった為、消費税額は強烈に高かった(笑)、、、まぁ致し方ありませんよね。

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梱包はしっかりと2重に外箱に行われており、パーツ精度の重要性を理解しているT-MANならでは。

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ティムケン・インサート化で必要になるBBレースマッチングしたティムケンベアリング、レフトサイドスペーサー、同じくレフトサイドオイルシールなど全てが付属。素晴らしいったらありゃしない。

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ティムケンレースは既にセットされています。レフトサイドケースだけではなくライトサイドケースも同軸ボーリングされています。これで左右ケースのセンターは完璧に出ている事になります。
TC96ストックケースの場合は、左右共にボールベアリング仕様ですから寸法公差が大きく、左右ケースのセンターが出てない状態でも問題なく使えるような寸法になっています。

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なおティムケンレースはSE製のように汎用品ではなく、個々のケースに合わせてスチールブロックから削り出しで作られています。国際レースで戦う、という事はこういう事。

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久し振りの腰下からのエンジン作業。自分のエンジンですから好き放題出来るのが嬉しいです。

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スポンサード価格で施工して頂いたので、車体にステッカーを貼らせて頂きます。Thank you so much Brandon w/T-man Performance !

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作業は少々ですが。'07y FXDBの続きです。

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ブレーキダストと砂塵で汚れきったリアホイールをまずは洗浄。

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で、ホイールベアリングを圧入しますが、当店の油圧プレスは大型なのでプレスを使って挿入します。リアはブレーキローター側が基準になりますので、まずはブレーキ側から。

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実のところタイヤをセットするところまで作業したのですが、写真撮り忘れ。

タイヤはメッツラーのME888"重量車両用"をチョイスしたのですが、寒いしビートが固くて、ポンコツで役に立たない当方の両腕では全く嵌められませんでした、、、で、ご近所のH-Dディーラーさんへ持ち込み、二人掛かりでタイヤをセット。昨今のハーレー用のラジアルタイヤはサイドウォールの硬いものも多く、ビートストッパー機能付きのタイヤチェンジャーでないと簡単には嵌められないレベルではないかと思います。

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オマケの画像は此方↓

ハーレー仕事でも旧車専門でなければ、内燃機の仕事は年々減っています。

"吊るし"のキットをそのまま組むのではなく、ピストンメーカーをチョイスしたり、様々なコーティングを施したり、クリアランスを任意に決めたりといった"組み手のスキル"が問われる古いエンジンが個人的には好きです。
ですのでハーレー以外のエンジンを覚えたいと前々から考えていました。

私的に弄ってみたいエンジンの"ナンバー1"はポルシェの空冷6気筒エンジンなのですが、物理的にも作業環境的にもそれは叶わない為、古い国産車を吟味していたところ、空冷でドライサンプ、T/M別体、プライマリードライブ式のエンジン、とハーレーに似ているカワサキ製のバーチカルツインエンジンに的を絞りました。

カワサキW系統のご先祖様、と言えばやっぱり"メグロ" ですし、一度は乗ってみたかったので入手してみた訳ですが、あまりにも古すぎてメグロ という単車自体を知っている方も少なく、需要も低いので商売にはならない、と判断しました。
個人的に趣味で所有するだけならこのメグロ で十分なのですが。"仕事"となるとまた話は別。という訳でメグロ はこの際お譲りさせて頂く事になりました。

とはいえ500ccのバーチカルツインエンジンのフィールは分かりましたので、この後は650ccのW1SAを仕入れます。

カワサキ"Wシリーズ"は今もW650やW800といったインジェクションの車両もあり、比較的若い世代でも"ダブワン"という言葉は知っています。メグロ に比べたらまだ需要はあるのではないか、と思っています。

W1SAは個人的に入手し、主にエンジンを覚える為に手を汚してみたいと思っています。


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