2020.02.01 Sat
'92y FXDC / '63y メグロ K。

スターターリレーの交換と各部をチェック。エンジンオイルは年式とエンジン仕様相応に喰っておりましたので500ml程追加。納車させて頂いてから500km程走られたそうですが、こうして定期的にお持ち込み頂けると随時チェック出来ますので有難い限り。寒い中お越し頂き誠に有難う御座いました。

で、本日は'88y FXRSの1次ドライブ回りの作業を予定しておりましたが、肝心のガスケットがディーラーさんでも欠品しており作業を進める事が出来ず、、ここでココロ折れてしまい、気分を変える為にも日本車の作業を行います。
まずはエンジンオイル。この車両だとシングル30番というのが当時の諸元ですが、まぁ無難に20W-50位の鉱物オイルで良いんだと思います。入っていたオイルの銘柄は不明ですが、真っ黒でした。しかし鉱物オイルならこんなものかもしれません。

プライマリーやT/Mもエンジンオイルと同じものを入れれば良い、とは聞くのですが、、
プライマリーオイルは250mlしか入りませんし、綺麗だったので今回は交換しません。

エンジンオイルはR/Pのシングル#50。100%化学合成を入れてしまいました。もしもメチャクチャ漏れてきたら笑ってやって下さい。

T/Mにはギア専用のオイルが入っており綺麗でした。やはりキチンと手が入っている車両なんだと思います。しかし、匂いがヤバイ、ヤバイ。笑


個人的に絶大な信頼を置いているオメガのギアオイルを試します。これまでもシフトに違和感はありませんでしたが、もっとフィールが上がると良いのですが。
ここまで古い車両に今時の高性能オイルを入れるのは意味が無いかもしれませんし、機械的に良くない可能性も無きにしもあらず。ですが試さないと分かりませんよね。



バッテリーはショーライ製のリチウムに交換。突然死する事を見越し、"保険"でバッテリーレスコンデンサも搭載しておきました。もしバッテリーが壊れてもコンデンサの配線と繋ぎ直せばエンジンを再始動する事が出来ます。
隣に少し写っているキャブレターと大きさを見比べて頂ければ分かるかと思いますが、バッテリーは掌サイズ。強烈に小さいです。

先日試乗した際、コーナリングの度にガソリンタンクとオイルタンクのキャップから漏れていました。コルク製のガスケットが硬化してボロボロになっていた為、ゴム板をくり貫いて製作。この年式になるとガスケットはほぼ自分で製作する事となります。しかし、細部のパーツの造りは贅沢極まりない。良い時代だったんですねぇー

ヘッドライトナセルの上部にちょこん、と付いている羽がイグニッションキー。英車では馴染みの感じ。迂闊にポケットに入れたりすると無くしそうなサイズです。




各部に施されたM.W.(MEGURO WORKS)のロゴ。

車体を更に磨き込んで、本日は終了。



※明日は県外納車の為、15時までの営業となりますのでご了承下さい。
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