2020.01.11 Sat
TC88改95 FXRS FCR分解整備とS&Sステルスエアクリーナー。
もともと調子の良い車両でしたが、エーデルブロックヘッドに交換した事でパワーやトルク感が上がっている事を体感して頂ければ幸いです。
そんな本日は朝から喉が痛くて目が覚め、頭痛もするので間違いなく風邪なのですが、今日〜明日は納車が続くので絶対に休めません。本日の納車後直ぐに帰りたかったのですが、折角キャブの部品も届いていたし、昼間は幾分楽だったので作業を続行。
まずはFCRを組みます。


何故かボディが素晴らしく錆びているので、せめて持ってる分だけでもステンレスボルトを使って組みます。ビュレット製のCVピッチ変換アダプターは見たことの無いタイプ。しかし、今回このA/Cマウントが良いシゴトをしてくれます。

MJ、SJ、クリップ位置は全て変更。

FCRの場合、スライドバルブが上下するキャブボディ内部のレールの部分が磨り減ってしまうとキャブレター的には寿命となります。社外のビックローラーに交換する、という方法もあるのですが、、

スピゴットはデフォルトのままです。かなり長いので多分もともとはXL用だったと思います。

キャブレター完成。


FCRの場合、汎用のエアクリーナーマウントにはロクなものが無く、一般的に多く出回っている画像のプレートタイプも根本的な厚みが足りておらず、A/Cが重いとグラグラ揺れるし、飛ばすお客さんだと普通に折れます。
この車両でも何度か溶接して修理してありますが、ダメなものはやっぱりダメ。A/Cの重さも"癌"になっています。

価格や性能、強度を考えても現時点で最も優れているのはS&Sのステルスエアクリーナーだと思います。単純故に壊れないですし、何より価格も安い。しかしながら装着出来ないキャブレターも多くてFCRなんかはその良い例なのですが、前記したこのA/Cマウント、これなら装着出来るんじゃないかと、、当てがってみるとこれまた見事にピッタリです。

キャブボディをエンジン側に10-15mm追い込んだとしても、シリンダーフィンには干渉せず装着出来そうだった為、スピゴットを短くする事で対処。手持ちのものは長さが中途半端で使えなかった為、もともと付いていたスピゴットを旋盤で切り詰めました。

で、10mmのカラーを使って装着。バッチリ付きました。FCRキャブにステルスA/Cを装着したのは、当店では初めてだと思います。

喜んだらどっと疲れが出て、夕方になってから熱も出てきたので早々に退散。本日は早めに帰宅しこのブログを書き終えたらもう寝ます、、

そんな訳で、本日も終了です。
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