2019.12.19 Thu
'89y FXR 車体完成。

念の為、接着剤付熱収縮チューブでカバー。新品ですのでハーネスチューブの上から施工。

で、T/Mサイドカバー組み付け。

続いてウインカーを交換します。このスクエアタイプの黒ボディがメーカー欠品でして(オレンジレンズ付は当店最後の在庫品)、クリアウインカータイプを購入し、レンズだけオレンジに交換する感じです。このウインカーを入手する為に昨日は愛知県日進市まで出向きました。。

リヤ側はステンレス製のメガショートウインカーステーでセット。当方定番のパターン。


フロントはロアステムに。まぁ在り来たりな取り付け方法ですね。

そうこうしていると外注さんからマフラーステー2台分が届きました。一昨日持ち込んだものですが、速攻で手直しして頂きました。もっちゃん、アリガトー!

この'89y FXRで使うマフラーステーが此方。上下でオフセットさせました。

ちょっと分かり難い角度ですがバッチリフィット。車体を持ち込まずにフィッティングを取るのはなかなか難儀ですが、完璧な仕事です。

TC88のT/Mアッセンブリー全てをコンバートしたTC95 FXRSですが、こっちは異なる位置へとボルトサイズも変更しての作り直し。此方も完璧。とても軽いオールチタンマフラーですのでこのフィッティングでも全く問題ないと思います。

'89y FXR続きます。リアウインカーはRフェンダー内部で作業しますのでリアショックロアボルトを外してジャッキアップして作業します。多くのハーレーの場合こうする必要があるかと思います。

フェンダー裏側の固定タブに、弛んだ分の配線を折り込んでのギボシ端子でセットしてありましたが、当方の結線は全く異なります。

どうするかは秘密ですが(簡単な事ですよ)、発想を逆転すれば自ずと気がつくかと思います。ですので当方のウインカー配線はフェンダー内側での弛みが一切ありません。小さな小さな拘りデス。


LEDヘッドライトやヘッドライトシェル、バイザー回りもチェックと手直し。


T/M、スペクトロでフラッシングするつもりが最初からオメガ入れてしまいました、、まぁ仕方ないか、、。


車体が完成。


この車両は思いのほか車高が高く、キックスタンドだと車体がかなり傾きます。その状態でのオイルリークが無いかエンジンを始動して様子を見ていたところ、ダービーカバーからオイルがダダ漏れに。
ダービーカバーボルトはしっかり締めたつもりだったし、ガスケットも当然新品でした。

ダービーカバーが社外?のリブ無し、なのに何故か重い、というものだった為、補強リブの入った純正準拠品に交換しました。エボの場合、ダービーボルトは3本だけですので強度的に弱いものだとボルトを締めても歪んで漏れるものがあります。よってダービーカバーとはいえ必要強度を保ったものを使う事が最低限必要です。

明日天気が良ければテスト走行を行う訳ですが、ハンドル幅が広くてベントが甘いのでポジションが当方には遠い。冬だから厚着もしますし、何よりここ最近の寒さでやっぱり腕の痛みが出てきており、このハンドルバーで距離を乗るのは辛いと判断。で、テスト走行用にハンドルを交換します。

交換完了。しかし、未だ「ハイライザー全盛」の昨今ですが、フラットで低いポジションのハンドルバーがまた流行るのは一体いつになることやら、、カウルを装着しないのなら低いハンドルバーの方が絶対に格好良いと思うのですがねぇ。

オマケの画像は此方↓
TC88やTC96エンジンをプレートを使ってエボ5速T/Mにコンバートする時に必要なのがこのマウントプレート。多くの製品が出回っておりますが、やはりこのバルカンE/G製が強度、精度、性能、取付易さどれをとってもNo.1。
同じバルカン製でストックシャフトと互換性がある高強度のピポットシャフト(TC96同様の両側ナット仕様)なども地味ながら仕入れて在庫しています。
他にもまだ日本で見た事がないFXR専用の特殊なボルトやパーツをチマチマと手配しており、少量ですが販売する予定です(※実際はWEB SHOPに掲載する前に店頭で売れてしまう事が多いのですが)。
当方が気になるFXR専用パーツは、これから少しづつ仕入れ致します。

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