2019.12.12 Thu
'89y FXR 火入れ。

この車両はケースブリザーの年代ですのでキャブステーのスペーサーカラーを作りました。

純正のインマニを使ってHSRキャブをセットする場合加工は必要無いのですが、エーデルブロック製マニにHSRをセットするには何らかの加工が必要になります。

点火はサンダンス製ツインテックでした。しかし何故に社外のIGコイルなのでしょうか?H-D純正の方がはるかに信頼出来ます。

マフラーを付けます。前記したとおり当店オリジナルの"ボンネビル・スペシャル"。




順番に差し込んでいくだけですので作業は頗る簡単です。マフラーステーは加工が必要なのでまだ未装着。

そうこうしていると本日入庫予定だったFXRが到着、、、都内から自走で向かっている、と聞いていたのですが、積車でした。なんでも名古屋近くのPAで再始動しようとしたところ、スターターが空回りして始動出来なかったみたいです。

'87y FXRです。エンジンだけがエボになっておりますが、ショベル5速T/M、ソレノイド別体式スターター、35ΦナローFフォークなど車体は全てショベルFXRのままという初期エボモデルです。
当初エンジンのオイル漏れ修理という事だったのですが、それよりもブレーキやスターター、キャブ、点火、T/Mなどをまずは直さないと、この先々も何処そこで不動になると思います。よって、作業内容は変更となりました。
最も驚いたのはFブレーキマスターが壊れてしまっていてリアブレーキだけで走ってきた、との事。まさにスーサイド(自殺行為)。無事到着して頂けて良かったです。

で、新幹線で帰るオーナー様を駅までお送りし、'89y FXRの続き。ETCの配線を接続して左側サイドカバーを装着、プライマリーオイルも入れました。

火入れも行いました。特に問題は無し。

あとはお願いされていたウインカー交換やマフラーステーを作り直したらほぼ終了です。

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