2019.12.07 Sat
TC88改95 FXRS / '07y SE120R FXDL。
キャブから派手にバックファイヤーする事もあれば、スパークプラグを抜いても一切クランキングしなくなったり。またもやIGモジュールなのか、スターターなのか、それともバッテリーなのか?
はたまたフライホイールの点火タイミングの"切り欠き"だったり、ケースの内圧だったり。もう機械的なトラブルなのか、電気的なトラブルなのか"切り分け"さえ出来ません。完全に"お手上げ"状態です。



バッテリーが弱いせいもありますが、セルのスターターギアが飛び込むと戻ってこない事が多々あり。この車両には直押しのソレノイドスイッチが付いているので直ぐに分かります。スターターギアが戻ってこないと多くの電流が流れっ放しという事になるのではないかと考えています。それが原因でモジュールまで逝ってしまうのかも、、、と考えてみたり。
物理的にスターターギアの飛び込みが良く無いのかもしれません(インナープライマリーは90-93y対応ですが、アウタープライマリーは89yまでのものを使っており年式的にはミスマッチ)。
ここまで八方塞がりだと、もうトラブルが起こる前の状態に戻すほか手はないと思います。
よって、これからまた以前のインナープライマリーに戻して試してみますが、もうこの車両ばかりに時間を割けない為、年内納車は完全に諦めました。(今月末までにFXRがもう3台入庫予定ですし)
"1次ベルトが切れただけ"、状態での入庫であったならどれだけ助かった事か、、、と今更言ってももう始まりませんが、何故にインナープライマリーまでバラす必要があったのか不思議ですし、そこまでやるなら最後まで修理をやり通して欲しかった、というのが本音のところ。愚痴ってしまい申し訳ないですが、やっぱりトラブルが起きて誰かがバラしてしまうと、どんな状況だったか一切分からなくなるのでトラブルシュートは難解になります。




中古格安で買ったクランクとフライホイールじゃなければ良いのですが、、、今まで普通に動いていたと思うので、そこは大丈夫、と信じたいです。
兎に角、思いつく限りを片っ端から試す他ないと思います。

このまま落ち込んで帰る訳にもいかないし、気分を変える為にも別の車両に着手します。'07y SE120R FXDLです。

フューエルポンプの交換+ECM交換+再セッティングのご依頼。この車両既に10万キロ走行しておりますのでポンプは長持ちした方だと思います。但し、H-D純正ポンプASSY+内部フューエルホースで8〜9万円しますので手痛い出費にはなります。


強固なコネクター部分を数点外し、知恵の輪のようにポンプアッセンブリを外しました。

続きます。

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