2019.11.30 Sat
'00y FXR4 / TC88改95 FXRS-SP。
スロットルを開け加速ポンプでガスが増量されている時は良いのですが、パーシャル時が長くなるとガソリンが足りていないような雰囲気、かもしれません。


店に戻って直ぐにスパークプラグをチェック。MJ#90 / IMJ#031でなおこの状態という、、更に大きいサイズのインターミディを注文してあるので部品待ちです。ジェッティングはまだまだですが、それでも以前に比べるとエンジン停止後の冷え方は早くなったと思います。

という訳でTC95 FXRSの続きです。

取っ替え引っ替え何度スターターを交換した事か、、既に回数は覚えておりません。

そしてまた1次ドライブを組み上げ。今回は"勝負の時"ですので最初からロックタイトを使っての本組みです。

最後の最後に疑ったのがこのイグニッションモジュール。火はずっと飛んでましたが、点火タイミングがオカシイのではないかと。入庫する前までは正常に動作していたものなので疑っていなかったというのが本音のトコロ。よってタイミングライトを使ってのチェックは行なっていませんでした。

"ダイナテック"からいつもの"ツインテック"TC88に交換。


すると、あさっり何事も無かったようにエンジン始動。今までの数日間は一体全体なんだったのか、、、ホント情けない。

取り敢えずFCRのジェッティングがダメダメです。笑 目が痛くて仕方ありません、、

T/Mメインシャフト交換修理。1次ドライブ乾式→湿式化(+VPクラッチ装着)。リアハブダンパースプロケットの装着。以上ご依頼されていた作業は完了しました。これから実走テストを行い、他に問題が無いかも含めチェックを行います。

何よりも走らせて試したかったのがT/Mケース以外を全て"ツインカム化"した5速ミッションです。一応店内でリアタイヤを浮かせてシフトしてみました。悪くなさそうなタッチでしたので(まぁツインカムなので当たり前と言えば当たり前、か)こちらに期待していますが、さてさて如何なものでしょうか。

オマケの画像は此方↓
今回この車両に装着したインナープライマリーカバーですが、内側のリブが太くて多く入っており、アルミ地の色味がH-D純正品に比べ"白い"かと思います。これは純正のインナープライマリーカバーではなく、"DELKRON"製の強化インナープライマリー"PRFXR"となります。ここ最近デルクロンの名前すら聞きませんが、屈強なクランクケースやT/Mケースなどを生産しており、当方のFXLRレーサーでもデルクロン製のT/M強化ケースを使っています。356-T6アルミニウムを使っている事が特徴で、高価ではありますがパフォーマンス・ハーレー、特にエボリューションには打って付けのパーツだと思います。
ネットでDELKRONを検索してみてもほぼヒットしませんでしたので、ひょっとするともう倒産してしまったのかもしれません。
以前他車の製作時に購入したものだったのですが、年式ミスマッチで使用せず、そのままお蔵入りしていた激レアなパーツです。ハードな走りのオーナー様にはうってつけの部品であると思います。

以前から大好きだったデザインのタンクデカールを最近入手しました。'85y FXSBの2.25Gタンクに貼ろうかどうか、ちょっと迷っています。

※明日30日(土)〜12月1日(日)は"ヨコハマホットロッドカスタムショー2019"に向かいますので臨時休業となります。誠に申し訳御座いません。
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