2019.11.18 Mon
想定外の3連発。
なんでも走ろうとしてエンジンを始動したところ、いきなりアイドリングが下がらなくなったとの事。
PCリンクしてみてもECMロックしているみたいでリンク不可能。それより何より、イグニッションONで取り敢えずフューエルポンプが動き出すのですが、エア噛みをしたようなガガガガーっという酷い音。走行10万キロオーバーな車両ですのでポンプが壊れても何もオカシクありません。
実際ディーラーさんでもポンプの交換はよくある修理らしく、燃圧が落ちるので5キロ走っては止まり、またエンジン始動してまた5キロ程で止まる、、という感じを繰り返すとの事。ポンプ自体も相当アップデートされているようですのでインジェクション車両の鬼門と言えば鬼門ですね。
また燃圧の低下はECMの誤動作にも繋がりますので、原因となった可能性も100%無いとは言い切れません。
という訳で、あとはオーナーさんの財布との相談、という事でお預かり。これが想定外の一発目、、無理やり倉庫に入れましたが、もう既に満車状態。

続いてはTC88改95 FXRS-SP。

外したインナープライマリーのT/Mメインシャフトシールを剥がしてみたところこんな状態、、これなんでしょうか?隕石??

前記していたオイルホース1本のリークを修理します。ここはリカバリーですので"当店持ち"です。

ホースの取り回しを少しルーズにしてゆったりと。

主に漏れていたのはこっちのオイルタンク側なのですが、何故漏れ易いかといえばツインカムをコンバートしたFXRはエンジン側のTCフィッティングとエボのままのFXRのオイルタンクのフィッティングの太さの相違から起こります。
TC側の太いフィッティングに合わせざるを得ない為、純正タイプのカシメでは漏れる事が稀にあります。よって素人っぽくて格好悪いのですが、ここは性能重視で市販のホースバンドで留めました。

画像ではリターンのオイルホースがクロスしてしまっておりますが、長さを少し詰めて、送りと戻りのラインのクロス位置を入れ替えました。フィードのオイルラインをT/Mディップスティックあたりまではみ出しましたのでオイルラインの窮屈さは減少したと思います。T/Mオイルを入れる時は手でホースを避ければ良いだけですので。

湿式ドライブに戻すのでT/Mメインシャフトにレースを圧入。

インナープライマリーベアリングも純正に。因みに交換した'93yインナープライマリーカバーはリンクルブラックのパウダーコートを当店で施したものですので、とても綺麗です。

ここで追加オーダー頂いたVPクラッチ待ち、となった訳ですが、なんだかスターターがガタついてオカシイ。

隙間?

圧入されている筈のブッシングが何故か外れていてありません。外した覚えは無いんですケド。

知ってのとおりスターターギアは年式やモデルで多くの種類があり、ボス径(インナープライマリー側とアウタープライマリー側の双方)、シャフトボルト径、歯数、と最低でも3種類の相違点が御座います。よって年式を変更する際は注意が必要なのですが、スターターは後回しにしてしまうので最後に気がつく、という事が多々あります。
当然付いていたものをそのまま組むだけならそんな問題は起こり得る筈も無い訳で。
それに備えてレトロフィット出来るギアを多数所有している訳ですが、流石にブッシングは持っていなかったというオチ。

一旦ここでストップです。想定外2発目。残念、、

| FXR on T/C | 20:11 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑