2019.11.14 Thu
'00y FXR4 / '89y FXR 作業。
そんな本日、まずはFXR4のシフターアームを交換する為、再び1次ドライブを分解します。

という訳でプライマリーオイルをドレン。ほぼアイドリングのみでしたが意外に汚れています。まぁフラッシングしたと思えば良いですかね、、

シフタースリーブ、干渉してますねぇ。

ここまでバラさないとシフターアームは外せません。イライラする構造です。笑

シフタースリーブはバルカンE/Gのビュレットスリーブに交換。


分解して、また組み直して。2時間でリカバリー。

しかししかし、インスペクションカバーをセットするとセンターが出ていません。

アウタープライマリーカバー単体では当然問題ない訳で。

当店在庫の様々な年式のインナーやアウターを比べた結果、FXRのインナープライマリーのミッドシフト貫通穴が、そもそも個々で正確な位置が出ていないという事が発覚、、、これじゃ当然駄目な訳です。




インナープライマリーを交換するしかないかぁ、と思っていたのですが、シフタースリーブとインスペクションカバーを加工する事でスムーズなシフトフィールを得る事が出来ました。なんとか前に進む事が出来ました。


フロントブレーキ回りの部品がほぼ揃ってきたので仮り組みしてみる事にします。

キャリパーサポート、残念ながら320φローター用だったという、、、今回は見送りです。

続いて夜の部。'89y FXRです。
しばらく停めておくとオイル漏れが。


漏れている位置が変なので追っていくと、オイルタンクのドレンホース根元からでした。ドレンホースは車体左側配電盤にフィックスされていますが、オイルタンク側はラバーマウントで動く為、どうしてもタンク側のホース部分でリークし易い構造になっています。

で、オイルタンクを外しました。

バッテリートレー周辺は新車から一度もクリーニングはされていないかと思います。どのFXRでも多かれ少なかれ、こうなっています。年式を考えれば致し方ないと思います。


クランクケースのブリザーホース、ノーマルの状態ではフィッティングが上向きにセットされてクランクケースとT/Mケースの間を立ち上がっています。勿論ケースより高い位置に抜く事がベストですが、なにもわざわざ目立つところから出す必要もありません。
で、難儀してフィッティングを180度回転させました。この位置からT/M後方までシャシーの見えない部分を通して配管します。(S&Sケースでケースブリザーを選択した場合、必ずこうして配管します)

T/M上部を走るオイルラインの配管準備は整いました。あとはキモであるT/M下側のオイルフィルターマウント辺りをこの後作業します。

明日はTC96 FXRのクイック作業が入ります。

続きます。
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