2019.11.09 Sat
'91y TC88改95 FXRS-SP T/M検証。

シフターフォークシャフトの痛みがやはり気になります。下側は更に古い車両の過走行車両から外したシャフトです。


シャフトは要交換。ここはJIMS製に交換します。


社外品とH-D純正メインベアリングを別々に取り寄せしてみましたが、どちらも中国製でした。最も負荷のかかるところですのでここは中国製は使いたくない部分。昔はMADE IN USA、もしくはMADE IN CANADAだったのですが、現在のH-Dは残念ながらコストカットの為中華製を採用しています。残念ですが、それがこのご時世。
残すはJIMS製に頼るしかありませんが、この2個のベアリングは"不良在庫"という名のジャンクです。
※いろいろ調べてみたところ、メトリックの規格品のようでして、NTN製で同サイズを見つけました。JIMS製の1/4の価格+信頼の"MADE IN JAPAN"。こちらが使えそうなら使いたいと思います。

またまた部品待ちとなりますが、メインドライブギアは外します。なかなか硬かった、、、

ドライブギアをT/Mケース内側に向かって抜き取ったら、続いて巨大なリテーニングリングを外してからメインベアリングを今度は外側に向け抜き取ります。

ドライブギアの内部ベアリング2個は要交換。

外したメインベアリングはMADE IN CANADAでした。

ただ修理するだけならなんてことはない作業なのですが、このトラブルが起こった原因や今後の対策方法を考えると、一筋縄ではいきません。オーナーさんの好むシーンでの使用方法を考えると、今回の修理だけでは何も解決されないところが難しい、、、

続きます。

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