2019.09.19 Thu
'81y FXS テスト走行とキャブレター交換。
テスト走行する前に一旦表に出し、エンジンガードやT/M下回りに付着したリークオイルや砂埃をガソリンスチームで一掃します。

で、本日は事故に遭ったFXDLの保険見積もり審査でしたのでその対応。

当店にはどの車両にも詳細な記録簿が残っておりますのでカスタマイズした時の金額が全て分かります。車両は幾らで入手されたか分かりませんが、当店で行わせて頂いた作業の総費用はお伝えさせて頂きました。

で、テスト走行。フロントブレーキは例によって握った分だけは効く、というショベルの一般的なレベルに戻りました。しかしながらキャブがどうにもこうにも駄目で、セッティング云々、というレベルではなく、バタフライキャブが経年劣化でボディが磨り減り、限界に近づいている症状が顕著に現れています。
これじゃ何処で止まるか分からないので怖くて乗ってられません。


早速店に戻り、オーナーさんにご相談。他のキャブに交換して症状が改善されるようであれば間違いなくキャブレターですので一度交換してみたいとご提案。キャブレターは5年ほど使ったBキャブレターです。まぁ見るからに遣れてます。

ジェットはそのまま流用し、スロットルケーブルはBキャブ用をEキャブにはそのまま使えない為、ここはS&Sの新品ケーブルに交換。

店に転がっていた中古のEキャブです。燃料ホースのニップルが首振りタイプですのでメチャクチャ古くはないと思います。

で、速攻テスト走行。思った通り一撃で完調になりました。これぞショベルヘッド、という乗り味です。
ショベルヘッドの場合、特にキャブレターの調子にエンジンが左右されます。FCRなんかにすると強烈に調子が良くなったりするのもそのせいです。

明日天気が良くて時間が許せば、もう少し長く乗ってみたいと思っています。ま、最後まで油断出来ないのが古いハーレーですから、地味〜に様子を見たいと思います。

そういえばずっと使っているリコーのGXRですが、見てのとおり晴天の屋外で撮るとコントラストがぶっ飛んでいます、Photoshopでも補正出来ない程です。中古を探しての2台目を彼此4〜5年使っておりますが、ご臨終が近そうな雰囲気です。デジタル機器はこれだから大嫌い!です。
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