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MARUMASU Motorcycle Lounge / KAZ MIZUTANI 

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TC96 FXRS-SP ボンネビルスイングアーム交換作業。

で、もう一台の青いTC-FXRです。

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通常、当店スイングアームの交換はクイックで対応出来るレベルの作業なのですが、今回はリアブレーキの変更、特に油圧ブレーキスイッチの位置合わせが必要でしたので念の為お預かりする事にしました。後程記述するピポットシャフトの相違もありましたので結果的にはお預かりして正解でした。

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この車両、F/Rブレーキ回りはオーナーさんがDIYで交換しています。ですので当方が手を入れた訳では無いのですが、よくよく考えればFXRSの旧タイプFサスにも関わらず鋳造ブレンボキャリパーが無加工でセットされています。
あれ、どうしてだろうか?と眺めていたのですが理由が分かりました。


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それはホイールの違いです。削り出しのグライドホイールの場合、ブレーキローターの端面辺りのスポーク幅が16ミリしかありません。

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しかし、純正9キャストの場合、ほぼ倍の32ミリあります。ですからキャリパーやキャリパーサポートに干渉する訳です。
よって以前書いた11.5インチローターで鋳造ブレンボキャリパーだとしても、ホイールが変わってクリアランスが確保出来れば装着出来る可能性はある、という事なんですね。全く気が付いていませんでしたので”目から鱗”でした。


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という訳でここからが実作業。サクッと交換してしまいます。

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キャリパーは流水で内部を徹底洗浄後、エアーブローしてクリーニング。

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スイングアームが外れました。

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で、用意したボンネビルスイングアームをセットします。Rブレーキキャリパーサポート用のトルクロッド加工済みとなります。また合わせてリジカラの交換も行います。

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スイングアームを車体に仮付けして、ピポットシャフトにグリスを塗付している時点でシャフトがなんだか細い事に気が付きました、、、、遅い、気が点くのが遅過ぎます。涙

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そう、この車両のT/M、TC96の6速用にも関わらずピポットシャフトが16φだったんです。通常6速は19φなのですが、何故かこの車両は違っています。(この車両を製作した時の記憶は既に無くなっておりました)

FXRにTC96をT/M毎コンバートする時はFLH用を必ず使います。ですので全てFL系なのは間違いが無いところですが、ひょっとするとFLHツアラーと、FLHRロードキングでは年式によっては異なっていたのかもしれません。というのもこの車両のエンジンとT/Mはごっそりコンプリートでアメリカから輸入したロードキングのコンポーネンツでして、それなら説明がつきます。

幸い圧入してある19φカラーを16φに交換するだけで済む訳ですが、生憎手元に16φ用が無いので大至急WK!さんに発送のお願いをしておきました。

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明日~明後日は城里テストコースへの出張となりますので店は臨時休業となります。よって週明け対応で作業したいと思います。
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