2019.06.27 Thu
ワンオフ・ボンネビルSPLスイングアーム&マフラー進捗状況。
まずは北名古屋にあるお馴染み"スクーデリア・オクムラ"様へとサスペンションの持ち込みです。
同業者様からご依頼される事がここ最近は多くなっており、今回はご近所のH-Dディーラー様からのお仕事です。
丁度代表の奥村さんがいらっしゃいましたので仕事の話からプライベートの話まで、色々相談させて頂きました。
ここ最近個人的にずっと悩んでいた事があったのですが、今日話を聞いて頂き、腹が決まりました。
いつもいつも貴重なご意見を頂き誠に有難う御座います。

オクムラ様から一気に高速で鈴鹿まで移動。またまたお馴染みWK!様へ。
まずは完成も近づいてきたインディアン・チーフテン用のボンネビルSPLマフラーの確認です。

あとはO2センサーボス、マフラーステーを溶接するばかり。来月初旬には完成するという事です。

この車両のオーナー様は当店T-man 124RX FXDBのオーナー様の旧友なのですが、124RXに反映した変更点を、こちらの車両にも盛り込んでいます。インディアンはダイナのように大きくエンジンが揺れる訳では無いので若干オーバースペック気味なところも御座いますが、良いと思える構造や機能は率先して導入します。


エンジン自体の構造が違いますのでハーレーとはまた少し違った排気音になるかと思います。火が入るのが楽しみな一台です。


続いてはTC96 FXD用のスイングアームのカスタムオーダーです。関西在住のお客様からのご依頼です。
アルミのスイングアームのメリットは、見た目の格好良さは勿論ですが、その最もたる恩恵はバネ下重量の軽減であり、リアサスペンションの種類や車高にもよりますが、サスの追従性が上がる為体感出来るレベルでサスペンションの動きが良くなります。
よって、TC96のタンデムステップがスイングアームに直接マウントされる構造は"無視"して製作しているのですが、今回のご依頼はご家庭の諸事情で(笑)、絶対にタンデムステップは外せない。というオーダーです。

当初ステップマウント毎ワンオフを考えていたのですが、強度を考えマシニングでの削り出し製作となるとかなり高価になります。純正はスチール製の鋳造で重いのは仕方ないとしても強度は万全です。
よって純正ステップマウントを流用出来るよう、スイングアーム側の取り付けに強度を持たせ加工を施しました。
因みにボルト穴はミリの細目で立てておりますのでお好みのボルトを使って頂けます。※ボタンキャップボルト4本が付属します。

極端な話、タンデムステップに人が立つ事も可能なよう、無垢のアルミ丸棒を貫通させて溶接。それに穴あけ+タップを立ててタンデムステップのマウントベースを製作致しました。ですのでスイングアームの裏側までボスが貫通しており表面と裏面、ダブルで溶接してあります。


純正のタンデムステップをセットするとこんな感じです。
純正ベルトガードも対応しておりますし、一人で乗る際はボルトオンですのでステップ毎外して乗る事も出来ます。あとチタン製のエンブレムは車体マフラー側にボルト留め出来るようにさせて頂きました。
このスイングアームは黒のパウダーコーティングで納品ですので、これからパウダーコートに出したいと思います。

※カスタムオーダーのご相談は随時受け付けしております。お気軽にお問い合わせ下さい。
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