2019.05.17 Fri
'05y TC95 FXDX 作業完了。

JIMSのベアリングはストックよりも分厚い為、通常ベアリングの両側にセットするCクリップは片側のみ装着します。よってベアリングが正規の位置にセットしても画像のような感じになります。因みにBAKER製だとこうはなりません。

アウターシールはJIMSのオリジナル。

スターターシャフトシールも交換。

チェーンテンショナーを交換してインナープライマリーカバーは完成。

このタイミングでT/Mオイルを注入。長距離をガンガン走るお客さんなので、オメガ690をチョイス。


キックスタンドストッパーがタイヤチューブで作られていたのですが、肉厚があるものの方が良いのでグリップを付けました。廃品流用です。笑


インナープライマリーボルトなんですが、オイルリークをさせない為、皆様インナープライマリーのボルト穴に液状ガスケットを塗っておいてボルトを突っ込むと思います。そうすると液状ガスケットはネジ山の部分まで入り込んでしまい、リークストップもしないし、何よりネジロックが塗ってないので緩みの原因にもなります。まぁインナーボルトにはロックタブがあるので普通緩みはしないと思うのですが、、

で、当方はロックタブの内側だけに液状ガスケットをグルッと塗っておき、ネジ山には通常通りロックタイトを塗付します。これならリークストップも出来て、且つネジロックも効きます。オススメです。

こんな感じ。


VPクラッチを使っているにも関わらずちょっとクラッチ操作が重いような、、という事で再調整。


プライマリーチェーンのテンション調整。

調整箇所は5〜6箇所にマークして一周させます。これで均等であればチェーンは片伸びしてはいない事になります。今回このFXDXはOKでした。

スパークプラグ。問題が無いと皆様あまり交換しないみたいですが、一本数百円のものですから定期的に交換しましょう。

バッテリーはデルトランのリチウム。少し弱っているかもしれません。使っていない端子部分には絶縁カバーを取り付け。

最後にリアベルトテンションを調整。といっても最終的にはオーナーさんに跨って頂き1Gの状態でテンションを確認する為あくまで仮の状態です。よってベルトガードなども未装着としています。

取り敢えず車体は完成。ジャッキアップしたままエンジンを始動し、ギアを入れてリアタイヤを空転させシフトの具合を確認。1速に入れた時のフィールがイマイチです。

で、シフターのロッド長を調整。レバー比が変わるので若干フィールも変わります。

夕方、"ブロズカスタムペイントショップ"のリュージ君が頼んであったGSX-Rのシートカウルを納品に来てくれました。
ここ最近はペイント仕事が全く無くてしばらくご無沙汰してましたが、ブロスさんは今年15周年という事で、記念Tシャツを頂きました。
お互い歳をとりましたが、まだまだ頑張らないといけませんねぇ。

- 関連記事
-
- TC96 FXR / T-man SE124RX FXDBI。 (2019/06/16)
- 梅雨入り後の日曜。 (2019/06/09)
- '05y TC95 FXDX 作業完了。 (2019/05/17)
- '05y TC95 FXDX 作業。 (2019/05/16)
- TC96 FXRS-SP / '05y TC95 FXDX。 (2019/05/13)