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MARUMASU Motorcycle Lounge / KAZ MIZUTANI 

2006 - 2019 Specializes in Harley-Davidson / Japanese Classics Maintenance & Speed Pro Shop " The Spirit of Bonneville Salt Flats" Land Speed Racing. / 310-1 Nishi-bessho, Kuwana-shi, Mie 511-0851 JAPAN.

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'91y TC88改95 FXRS-SP 油圧ゼロの原因究明。

昼間はずっとTシャツで快適な陽気でした。

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まずは昨日の後片付けから。店内の車両を移動して作業用のセットアップに戻します。

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さて、エンジンスタートするも油圧が上がらなかったTC-FXRの再チェックを行います。長く停めたままだったのでオイルタンクのエンジンオイルはケース側に落ちています。これはツインカムコンバートでストックオイルタンクの車両では極々普通の事です。

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カムカバーを開けるとオイルがドバッと。これも普通。

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最も怪しいと思われたのはカムサポートプレートのリリーフバルブ。ノックピンを叩き抜いてリリーフバルブスプリングを抜きました。

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リリーフバルブのピストンはやはり抜けず、、、これも予想通りです。

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ヒートガンで炙り、銅ハンマーで叩いたりしてみましたが一切動かず、やはりバルブが固着しています。

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こちらが交換を考えていた強化スプリング。しかし、ピストンが抜けなければ何の意味もありません。よって抜けないのなら逆に叩き込んでみて油圧が上がるのか試します。

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ハンドクランキングで念の為確認し、問題が無いようなのでバッテリーを搭載してセルでクランキング。白泡を含んだオイルがカム室から漏れ出し、オイルタンクにもフィードされた泡立ったオイルが戻りました。油圧のチェックランプも消えるようになりました。固着していたリリーフバルブのピストンが、奥に押入れられた事によって油圧が戻ったと考える事が妥当ではないかと現時点では判断します。

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エンジン始動して油圧でピストンが抜けないものかと挑戦。ノックピンをセットせず始動を試みましたが、バッテリーが弱くて再始動不可能。

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ジャンプしてみましたが一度瞬間的に火が入っただけで始動ならず。しかし、クランキングで正常に油圧チェックランプが明滅するようになった為、まんざらハズレではないかと思います。

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どちらにせよこのカムサポートプレートはもう使いものにはなりません。
オーナー様と相談した結果、全てのカム回りをS&Sの"TC3"シリーズに交換してギアドライブ化を行う方向になりました。TC3はリリーフバルブ調整機能を有する唯一のカムサポートプレートで、ギアドライブ専用となります。
国内在庫を見つけましたので部品が届き次第対応したいと思います。

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※明日23日(火)は多忙の為、午前中より臨時営業となります。
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