2019.02.03 Sun
92y TC96 FXR-S LowRider / '91y TC88改95 FXRS-SP。
で、天気予報とは裏腹に、午後からあっという間に天気は下り坂。夕方を待たずに雨が降り出しました。よって本日入庫予定だったFXDBはまた後日という事に。お客さんも来ないので作業を進めます。
まずはTC96 FXRS。ドライブベルトを選びます。


この車両、もともとBDLのベルトが装着されており、小さなRドライブプーリーに合わせて交換されていた可能性があります。

まずは136TのFXRストックに交換してみました。

車体をジャッキアップしてベルトテンションを調整。良い具合ですねー。
ただスイングアームのワイズが広い上、アクスルシャフトはFLHの25.4mmではなく、TC96ダイナと同じ25.0mmですので何から何まで合いません。Rドライブプーリーもスペーサーを介して外側にオフセットさせないとベルトラインは勿論の事タイヤセンターすら出ません。やはりリア回りが今回の"キモ"になりそう。

フロントホイールも付けました。こうしておかないとリアエンドが重くてジャッキから車体が転げ落ちてしまいます。

ローリングシャシーにする為キックスタンドを装着します。


後期FXRのキックスタンド・アンロック機能?はオイルパンが邪魔をして使えないので装着しません。前期FXRと同じになります。

続いてメインハーネスを車体に這わせます。まずは左右の配電盤をセットするのですが、ウェルナットはまず全滅ですので新品に交換。

社外のウェルナットは"ツバ"の部分が分厚い為、純正の六角ボルトが使えません。で、首下が少し長めのキャップボルトに交換しました。

サイドカバー部分から前方に向かってハーネスを這わし、最後にヘッドライト部分まで。

ざっくりハーネスのセットが完了しました。随分単車らしくなりました。

で、次にTC88改95 FXRS。フロントのエンジンマウントを新品に交換しました。理由があってストックの逆組みにしています。またエンジンマウント位置もエボとは違うので部品を追加してエンジン搭載位置を変更しています。どちらもしっかりした理由があるのですが、それは企業秘密(笑)。

エンジンをマウントするボルトは標準ピッチと細目ピッチのボルトが場所により混在しているのですが、当方は全て細目に交換します。またエンジンフロントマウントは全てボルト+ナット固定ですのでナットはフランジタイプの細目ナットを使っています。ボルトが緩む事で発生するケースのクラックを少しでも阻止する目的です。
あとフロントの社外スタビライザーはツインカムエンジンにコンバートする事によりエボとは搭載位置が変わる為、再度調整をする必要があります。

右側ステップを仮組しました。ステップマウントはリンクルブラック、ブレーキペダルは艶ありブラックでパウダーコート。一点豪華主義。
ストックと同じステップ位置でTC88エンジン・コンバートプレートやT/Mケースにも干渉せず、ブレーキトルクロッドのストレートラインも出ています。

今まで使っていたエーデルブロックのインマニはツインカムヘッドでは使えません。で、S&Sのフランジタイプに交換するのですが、純正のインテークフランジの手持ちが無くてキャブレターの取り付けはまた後日。

エンジンオイルを入れて、まずは何よりクランキングを行いたいところなのですが、オイルホースがどうにも気に入らない訳で。オイルラインの間に挟み込んだ油温計用のセンサーを絶対に撤去したい、、、

インナープライマリーをセットする前にオイルホース交換を行っておけば良かったのですが時既に遅し。。よりによって奥側とは、、馬鹿ですねぇ全く。

難儀して、、外れました。ふー

続きます。


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