2018.12.27 Thu
'91y TC88改95 FXRS-SP / '81y FXS。

交換するリアショックは当店でも評判の"オクムラ・ハイパープロ FXRスペシャル”です。内部のサスセッティングに加え、外観の色味も通常のハイパープロとは異なります。

取り付けも一工夫。

とりあえずセット完了。現状で20ミリ程車高が上がっています。ビギーパックはフェンダーストラットに干渉する為オフセットさせていますが、オーナーさんの体重次第ではもう少し外側にオフセットさせても良いかと思います。

FXRのアウタープライマリーをガソリン洗浄しなきゃいけないので、このタイミングでショベルのシリンダーヘッドも分解、洗浄しておきます。

3.5万キロ程走行し、主な症状としては"オイル下がり"でした。






で、FXRのアウタープライマリーも洗浄。2次ドライブがチェーンの車両はどれも酷い事になってます。

綺麗さっぱり。

以前からキックスタンドが曲げてあり、停止時に車体の角度が急だったのですが、車高も上がったのでこのタイミングで修正しておきます。プライマリーカバーをセットしてしまうと凄まじく面倒な事になります。

キックスタンドは携帯バーナーで炙り、プレスで曲げ戻しました。

ま、良い塩梅ではないかと。

ようやくこれで1次ドライブの組み立てに入れます。発電系統はTC88の40Aにアップグレードしました。といっても中古の社外品ですけど。

T/Mメインシャフトシールはどうしたものか迷いましたが(勿論なんでもやっておくに越した事は無い訳で)、ショベルヘッドなら絶対外せない作業ですが、取り敢えずエボですので一旦はそのまま、という事に。
まぁこうやって妥協した箇所に限って漏れるのは、、、ハーレーあるあるですね。

綺麗に拭き上げてしまったので分からないのですが、インナープライマリーベアリング部分に真っ赤に錆びた水が溜まってました。流石にシールドベアリングを使っていても水が溜まっていたらアウトです。
指で回してみるとゴリゴリとした違和感があり異音が出ていたと思います。どこも同じですが、完全に脱脂した状態で判断しないといけません。強化シールドタイプだったのですが、KOYO製はやっぱり良く無いのかなぁ、、

で、入れ替えます。

高価ですがBAKERのベアリングキットに交換しました。日本製のベアリングを使っているのは唯一、BAKERだけです。アウターシールを圧入する前にパッドグリスを塗り込んでおきましたが、まぁ御呪い程度かと。

ようやくこれでドライブが組めます。インナーカバーを一旦セットしてエンジンとT/Mマウントを本締めしてます。

40Aユニットになっている為、フロントベルトプーリーのオフセットを調整してベルトラインを出しておきます。プリモのクラッチシェルのメインベアリングも当初疑っていたのですが、此方は不具合を確認出来ませんでしたので現状そのままとしています。

地味過ぎる作業で申し訳なし。

- 関連記事
-
- '91y TC88改95 FXRS-SP ステップ回り加工。 (2018/12/30)
- 大掃除+T-man 131" TC-FXR。 (2018/12/28)
- '91y TC88改95 FXRS-SP / '81y FXS。 (2018/12/27)
- '91y TC88改95 FXRS-SP エンジン搭載。 (2018/12/24)
- 92y TC96 FXR-S LowRider エンジン搭載。 (2018/12/16)
| FXR on T/C | 22:18 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑