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MARUMASU Motorcycle Lounge / KAZ MIZUTANI 

2006 - 2019 Specializes in Harley-Davidson / Japanese Classics Maintenance & Speed Pro Shop " The Spirit of Bonneville Salt Flats" Land Speed Racing. / 310-1 Nishi-bessho, Kuwana-shi, Mie 511-0851 JAPAN.

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週末のイロイロ。

年末はなんだかバタバタと忙しいです。

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まぁイロイロ少しづつ少しづつ進めています。

まずはCB。取り敢えずクラッチ回りを組みました。廃番となっているフリクションプレートを持っていますよー、という広島の業者様からわざわざご連絡を頂きました。ご親切に有難う御座います。

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で、ショベルFXB。数日前エンジンが始動できなくなった、という事でレッカー入庫頂いておりました。

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まずは点火をチェック。火花は飛んでますが非常に弱い。

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バッテリーを計測すると10Vちょっと。クランキングすると一気に電圧が下がるのでリチウムバッテリー特有の症状です。

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別のバッテリーに交換してチャージャーも接続。これで火花はガンガン飛ぶようになりました。が、始動できず。

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点火OK、ガソリンもOK、バッテリーもOKとなると、もうエンジン本体しかありません。コンプレッションを計測したところリアバンク側がほとんど圧縮が無い、、原因はここにありました。

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念の為リアのプッシュロッドが緩んだり曲がったりしていないかチェックしましたが、こちらは問題なし。プラグホールに指を当ててクランキングしたところ、ピストン上下運動での風圧に前後で問題は無い為、予想ではオーバーレブさせてバルブフェイスが曲がってしまっていると予想します。(点火はDYNA-Sでしたのでレブリミット設定がありません)

このショベルを腰下から組ませて頂いてから既に3年ほど乗って頂いておりますが、今回は知人に貸したところこうなってしまったという最悪の状況、、まぁ当人同士の話し合いに当店は関与しませんが、旧車の知識が無い人が乗ると簡単に壊れてしまうという一例だと思います。

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更にもう一台お預かりしているショベルFXSローライダー。ロッカーカバーをパウダーコートに出さなきゃいけないので分解しようかと。

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然るべき処置を施してあるのでガスケットは比較的簡単に剥がせます。

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と思っていたところにT-man 107を組んだFXDBのオーナーさんがブルブル震えながらご入店。なんでも時より雪混じりの時雨の中、高速道路を310km走行してきたとの事。この時期名神高速の関ヶ原方面はマズイです。笑 いやはや、しかしお疲れ様でした。

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まずは1度目のオイル交換を行い、データをチェック。

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各回転数でのデータを見ていきますが、正しく学習されています。きっちり2500rpmあたりまでで学習が止まっているあたり、正確に乗って頂いている証拠。

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オイルの状態もごく初期にしては上々の状態でしたし、エンジンのメカノイズも良い塩梅。このまま、次回は3500rpmまでの領域を頑張って頂く事になる訳ですが、流石にもう相当寒いのであまり無理しない程度にお願い致します。

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で、本日もアメリカから部品が届きました。"PRIDE OF USA"、超マニアックなパーツばかりをリリースするバルカンからでした。

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年式及びエンジン別のエンジン・スプロケットスペーサー各種。表面処理も行なってあります。エンジンを多種多様にコンバートする当店には無くてはならないパーツ。

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左側はエンジンとT/Mを繋ぐ箇所に内蔵するダウエルピン。ステンレス製の削り出しです。右側はグレード8のロッカーハウジングボルト。この辺りの部品に拘るあたり、尋常じゃないです。タフで屈強なエンジンを組むという事は、小さな部品のひとつひとつにも拘って強度を上げていく、地味な積み重ねだと思っています。こういったものにまで目を向けるパーツメーカーがあるという事は本当に有難い限り。

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で、待っていたのが此方のマウントプレート。TC88エンジンをエボの車両にマウントします。

マウントプレートは10年前から数社のメーカーからリリースされており、当店も初のTCコンバートでFXRPに使用しましたが、まぁマトモな商品ではなくプレートを加工するのは勿論の事、クランクケース側も削るという、かなりやっつけシゴト的な商品でした。

しかし、このバルカン製は一味も二味も違っています。以前本当に苦労したのでその事が今でも思い浮かびますが、理屈に合った逃し加工が施されているし材質も見るからに良い材料を使っている事が分かります。

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FXRのTCコンバートにプレートを使うのは正直「安直」かもしれませんが、"良い部分"も"悪い部分"も全て理解した上で、敢えてインストールするならそれは予算的にも時間的にも”アリ”だと今は思います。前記したように以前のプレートはあまりに酷いものでしたので、その労力を考えただけでも”ダメでしょ、あれは”、となっていましたが、このプレートはなんだか良い雰囲気がしています。

10年前に封印してしまったプレートでのコンバート方法ですが、兎に角"安くて簡単に"、を考えた場合、TC88中古エンジンの相場、そして既存のエボのT/M+1次ドライブなどの資産を活かせる事を考えても、もう一度気持ちを改めてこの作業に向き合おうと思い立った次第です。

いやぁー時間を作って早くFXRに搭載してみたいです。

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