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MARUMASU Motorcycle Lounge / KAZ MIZUTANI 

2006 - 2018 Specializes in Harley-Davidson / Japanese Classics Maintenance & Speed Pro Shop " The Spirit of Bonneville Salt Flats" Land Speed Racing. / 310-1 Nishi-bessho, Kuwana-shi, Mie 511-0851 JAPAN.

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'81y FXS エンジンリビルト作業〜其の壱。

世間は3連休のようで。

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待てど暮らせどインジェクターは届かず、、仕方ないのでショベルヘッドを進めます。まずは表に出してガソリンスチーム。

シリンダーベースとロッカーボックスからのオイル漏れ、始動時のオイルスモーク、フロントEX側から偶にタペット音がするというのが主なトラブルです。

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T/Mケースは純正のリンクル塗装がほぼ剥離してしまい白い地金が出ているのですが、現状ではリークしたオイルで真っ黒け。

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5リッターのガソリンを使い切り、洗浄完了。

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クリーニング後、店内に入れて分解開始です。

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ロッカーカバートップは手が入らない為、ポリッシュだとどうしても錆びてしまいます。今回1981y FXSのストック時のリンクルブラックに戻す事にします。

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回すオーナーさんではないのでピストントップのカーボンは多め。比較的ドライな状態ではありますが、オイル分が燃えてますねぇ。

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ヘッドはオイル下がりを起こしているのでフルオーバーホールとなります。

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ピストンは前回コーティングを施しておりますが、走行3.5万キロ程でこの状態、非常に良い感じです。ピストンリングの張力も問題なさそうでしたのでO/Sを入れる必要は無いと思っています。
まぁ計測しないとなんとも言えませんが、ピストンリングもそのままに、シリンダーのクロスハッチのみ、粗めでやり直してOKじゃないかと。兎も角オーナーさんの乗り方も良いです。

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唯一痛んでいたのはカム。やはりフロントEX側のカム山が虫喰ってしまっております。タペットが駄目になっていたのでカムを痛めてしまいました。

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カムシールも駄目です。カムカバー内部から漏れ出たオイルがダイナSのハーネスを伝ってエンジン下方にリークしてました。

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このショベルヘッド、以前タペットまではやり直していたのですが、カムカバーを開けるのは当店では初。古いペーパーガスケットが使われていました。

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カムはこんな感じですので交換です。

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ブリザーギアはスチール製でした。ブリザーホールに一切傷は無くて綺麗なものでしたが、ケース側のブリザー窓?が加工されておりました。干渉したとかではなく、明らかに人為的な加工です。

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一度やり直しされている車両ですのでカムカバーが紙ガスケットでも簡単に剥がす事が出来ました。

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これからオイルポンプもやり直しします。T/M、車体全般と作業量は半端ない感じ。
まぁボチボチと進めます。

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しかし、TC96後のショベルヘッド作業は、正に修行ですねぇ。笑
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