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MARUMASU Motorcycle Lounge / KAZ MIZUTANI 

2006 - 2019 Specializes in Harley-Davidson / Japanese Classics Maintenance & Speed Pro Shop " The Spirit of Bonneville Salt Flats" Land Speed Racing. / 310-1 Nishi-bessho, Kuwana-shi, Mie 511-0851 JAPAN.

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2台のT-man FXDB。

当方お気に入りの2台が揃いました。

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風は幾分冷たくなりましたが、本日は2台のT-man Performance チューンのFXDBが揃いました。

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此方はお馴染みの1台、T-man 124RXを組んだSE120RベースのFXDB。中部の方なら一緒に走った事のある人も多いので今更説明する事も無いのですが、問答無用の138HP、トップスピード240km/h at GPS(純正ベルトドライブプーリー仕様)を誇る当店最強、最速ダイナ。エンジン組み上げ後5年近く経過していますが一度リアバンクのヘッドガスケットが抜けたのみ。既にチューン後3万キロ以上走っています。

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そしてこちらが出来たばかりのT-man 107 FXDB。今回124RXのオーナーさんにも一度乗って頂きました。エンジンはとても静かだし、それでいて速そうだし、とても良い、という評価を頂きオーナーさんも喜んでいました。今回、ベース車両の良し悪しはチューン後の仕上がりにも大きく左右される、という事を身を以て学んだ気がします。

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124RX FXDBはエンジンヒート時にキーオフ、その後の再始動でアイドルがしばらく跳ね上がる、という事で原因を検証。最も懸念されるのはインテークのフランジのOリングで、ここはハリケーンヘッド特有の超巨大オーバルポートのネック部分でして、必ず破れる部分でもあります。
しかし、Oリングが破損する事で勃発する2次エアーとは明らかに症状が違っているし、インマニ内部から覗いてみてもOリングの破損は認められませんでした。症状がきっちり同じ回転数で再発する為、ECM側での調整が必要である気がします。念の為スロットルを外しセンサーを全てクリーニングしましたが、始動性が上がった程度で症状に変化はありませんでした。

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センサーは何処も彼処もかなり汚れていました。センサーが汚れてしまっては正確な燃調は出ませんので、やはり一年に一度位はスロットルボディーを外してクリーニングするべきだと感じます。純正スロットルでも当然全く同じです。

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サンダーマックスの場合エンジンホット時の再始動でアイドルが跳ね上がる場合、それを抑えるセッティング箇所があります。しかしながらこの車両は純正ECMを書き換えたダイノフラッシュなので当店ではなんともしようがありません。
ここはこの車両をセッティングして頂いている"ブルズアイ"さんに明日にでも相談してみたいと思います。

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これで当店でのT-manチューンの車両は98cu" FXDX/TC-FXR、103cu" FLSTF、124cu"RX FXDB、そしてこの107cu" FXDBの5台。"吊るし"の社外トップエンドキットを組んだ程度のチューンド車両とは一線を画すパワーとスピードの車両ばかり。このような車両造りに携われるという事は単車屋冥利に尽きる、というもの。本当に感謝です。

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今日は常連さんらと比較的のんびり過ごしておりましたが、そんな中、突然の訃報をお客さんから又聞きして少し落胆致しました。単車に乗っていての事故で、若くして他界されてしまったという事。
ご本人とは直接話をした記憶はあまりありませんが、そのクラブの面々とは仲良くして頂いている為少なからずショックです。

単車の仕事に携わる以上、こういった事故の話は避けては通る事が出来ませんが、お客さんに乗らないで下さい、というのは勿論の事、例えば飛ばすのが好きなお客さんに飛ばさないように、ともなかなか言えるものではありません。

単車はクルマに比べ危険なのは誰もが承知の上で乗っていらっしゃると思います。
路上には自分がどれだけ気をつけていても避けられないような事態に陥る事もありますし、"運良く"と、"運悪く"は紙一重であると思います。

当方はレースを長年やっているので何度も冷やっとしたり、今年のレースでは300km/hからのスピードで転倒を経験しましたが、それでもレースとストリートでは速度差さえあれど、公道の危なさはレースの比ではありません。

お前に言われる筋合いは無いよ、と言われればそれまでですが、皆様呉々も気をつけて単車を楽しんで頂きたいと切に思います。

亡くなられたご家族にはなんとお慰めしてよいのか言葉も御座いませんが、心よりお悔やみ申し上げたいと思います。


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