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MARUMASU Motorcycle Lounge

2006 - 2023 Specializes in Harley-Davidson / Japanese Classics Maintenance & Speed Pro Shop " The Spirit of Bonneville Salt Flats" Land Speed Racing. / 2010/2011 FIM World Speed Record : 2011/2014 AMA National Champion : 2017 Fastest EV Motorcycle in Colorado Mile Race.

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T-man 98cu" TC-FXR 高速ナラシ敗退。

タイトルのとおり、、、

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出発ギリギリにFCRキャブのジェットが届いたのでSJを急遽交換。I橋君のFLHXがいきなりのバッテリー上がりで参加が危ぶまれましたが、なんとか復活。前途多難そうな気がしたのでいつもより多めの工具を積んでのスタートです。

FXRは一般道は何度も走らせておりましたが、高速道路は今回が初走行。
東名阪桑名インターから下りに入り、もしも何か問題があれば最も近い御在所サービスエリアに入るから、と皆んなに伝えて先行。
エンジンの音をチェックしつつ追い越し車線に入り、長めの登り勾配を2500rpm+あたりで負荷を掛けながら加速している途中で何の前触れもなく全電源が落ちて失速。偶々路肩の広い場所で止まる事が出来たのは不幸中の幸いでした。

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しかし、FXR、FXDB、FLHX、GSX-R750、ZXR250という支離滅裂な車両構成も当店のお客さんらならでは。笑

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点火時期が狂ってパンパンと失火した感じではなく、どちらかといえばガス欠のように自然にエンジンが止まった為まずはガスの経路を点検。
キャブのフロートボウルを外してジェットをチェックしましたが問題なし。次にプラグコードだけを外し、コンプレッションリリースを押してクランキングしてみて圧縮がある事を確認。この時点でキャブとエンジンに問題が無い事は分かります。

で、次にスパークプラグを外してクランキングしてみたところ、前後共に火花が飛んでません。停止時直ぐにバッテリー電圧を計測したところ13V前後あった為、点火モジュール、または発電ユニットが壊れたという事になります。サーキットブレーカーが偶に落ちていたので何処かで何かがショートしている事も考えられます。
よって現場で修理する事は不可能ですので、店に戻ってハイエースを回してくる事にしました。

因みに、途中ネクスコ中日本の職員さんが来てくれたのですが、まぁ路肩も広いし自前で積車手配したなら問題ないねーと言ってコーンだけを置いてあっさり走り去っていきました。。

で、皆んなでハイエースに積み込んだ訳ですが、画像のように3人がスキンヘッドという、、、なんだか危ない集団に見えなくもありません。

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結局、桑名インターから湾岸朝日インターまでのたった1区間、5キロ程走っただけで敢え無く撃沈、、店へUターンという超情けない結果になりました。

で、サイドカバーを外すとツインテックのモジュールが焦げて変形していました。。

一般道でも登り勾配で何度かエンジンに負荷をかけていたのですが、高速走行の連続高負荷時になって何故モジュールがパンクしたのかが不思議です。

これから原因を追求しますが、現時点で考えられる事は以下の3つ。

1、ツインテックのアース側配線処理の不具合。
2、レギュレターの相違。(1994y 最終FXRのみフレーム側のレギュレターマウントピッチが異なる為、TC88/TC96タイプのフット一体型レギュレターの使用が物理的に不可能な為)
2、ツインテックモジュール本体のトラブル。


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折角の好天だったにも関わらず、走りに行けず参加して頂いた皆様には誠に申し訳ない限りでした。
夕方早めの夕食がてら、皆んなで焼肉屋へ出向き"反省会"(当方だけ)。

O川さん、I橋君、K脇君、M川さん、また懲りずに宜しく宜しく!
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