2018.09.05 Wed
台風の後片付け+Rサスペンション打合せ。

取り敢えずシャッターは装着してセキュリティー面は確保致しましたが、既に機能しなくなっており、車両の出し入れは不可能。当分マトモな営業は無理みたいです。まぁ転倒で怪我した体も、思いのほか作業に弊害が出てきた感じですから、まぁどうにもならないですねぇ、、

で、本日は店に出向いて割れたガラスの後片付け。左手首の傷みが日に日に酷くて、ちょっとしたものが持ちあげられず不便極まりなし。

まぁ店内の設備や預かっている車両には全て問題が無かったのは不幸中の幸いでした。
しかし店内に埃が入り込むし、なにより夕方になって蚊が大量に進入してきて不快度指数100%。

まぁ今はイロイロ考えたり落ち込んでも仕方ないので、現時点で出来る事から片付けます。レース前に相談していたリアショックの案件でスクーデリア・オクムラさんへ。


FXRの純正リアショックです。モデルにより2種類あるかと思います。

まずは純正サスペンションからデータを拾い出して頂き、"オクムラ・ハイパープロ"でFXR専用サスペンションを開発して頂きます。
販売元のアクティヴ様ではスポーツスター、ダイナ、ツーリングモデルなどに対応したハイパープロが御座いますが、デフォルトでFXR用というものは存在しておりません。もともとハイパープロは”ビルドトゥオーダー”ですので様々なカスタマイズが可能なのですが、既存でデータの無いモデルだと一度ストックのサスをお送りしてデータ化して頂く必要があるかと思います。
その手間を簡易化する為にも、当店では非常に重要性の高いFXR用を開発する事となりました。
FXRはダイナやスポーツスターモデルと比べても車重は異なり、スイングアームのRショック取り付け部分が”コ”の字の特殊なマウントをしています。その為他車種モデル用からの流用は出来ないので今回の開発に至った次第です。
なお、FXRのネガティブポイントとして、このスイングアーム・リアショックマウントの取付ロアボルト部分、普通に締め付けると"コ"の字のマウントが湾曲してしまい、Rショックの動きを阻害してしまうのですが、これを解決する為のオリジナルボルトをゼロから設計し製作致しました。明日にもアップ出来るかと思います。

オマケの画像は此方↓
今回レースで転倒時に嵌めていたグローブは当方の個人所有物でして、去年クシタニさんからサポート頂いた最高峰のgp-rです。年代を追うと明らかに違いが分かりますが、操作性を阻害しないのであれば、厚みは厚いほどプロテクション能力が高まります。繊細なクラッチやブレーキの操作に拘るロードレースなら兎も角、ボンネビルのようにひたすら直線だけのレースであれば手の甲側のプロテクションはもっと過剰でも良いかもしれません。
しかし、そのダメージを見れば、如何にしっかりと身を守ってくれていたのかが、染み染みと分かります。

ダメージを受けたヘルメットはもう使えませんが、取り敢えずモビテック様にお返しします。

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