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MARUMASU Motorcycle Lounge / KAZ MIZUTANI 

2006 - 2018 Specializes in Harley-Davidson / Japanese Classics Maintenance & Speed Pro Shop " The Spirit of Bonneville Salt Flats" Land Speed Racing. / 310-1 Nishi-bessho, Kuwana-shi, Mie 511-0851 JAPAN.

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帰国後の診察結果。

昨夜帰国致しまして、本日は精密検査に行って参りました。

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当方には看護師や医師の親友が数名いる為、レース事故に最も適した病院を紹介して貰いました。そんな訳で本日は臨時休業を頂き一路鈴鹿へ。受診したのは鈴鹿市にある鈴鹿中央総合病院。

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予め電話で事故内容を伝えてありましたし、ネバダ州の診療所で書いて頂いた紹介状があるので為終始検診はスムーズに進みました。
整形外科診療、放射線科で再度レントゲンの撮影、脳神経外科でのCT撮影。通常CTは事前予約が必要ですが、偶々空いていたので即日検査を受ける事が出来ました。で、診断の結果は下記のとおり。

右手薬指骨折、肋骨骨折。
CTの結果は全く問題なし。

右手薬指の骨折は手術して切開してしまうと仕事に支障を来す為、敢えて手術はせずギブスで直します。全治2ヶ月という事です。あと左手には重大な損傷は無いのですが、手の甲の筋肉がダメージを受けており、手の自由が利きません。骨には異常が無いので"日にち藥"だと思いますが、バイクの運転は勿論、車両の押し引きも難しい状態です。
※作業に支障を来す為お時間を頂く事となりますが、ご理解とご協力を頂ければ幸いです。

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因みに。

当初転倒時の速度記録は残っていない、と思っていたのですが、前記したように184mphというFIM計測記録(往路平均速度)が記されています。

転倒したのは計測ラインの真ん中あたり、丁度コントロールタワーを過ぎたあたりです。ゴールラインのフラッグが見えていたのですが、急激なウォブル発生でマシンコントロールが出来なくなり、フロントブレーキのフルロックで車体を前輪からスリップダウンさせた訳ですが、車両は当方を吹っ飛ばした後も横転したままコマのように回転して真っ直ぐコースを突き進み、コース上で止まりました。

当方も相当転がったのですが、車両は実際のところ320m(!!!!)も滑っていたようで、その為FIMのキロポスト終点を車両だけがクリアしていたようです。当然ライダーが乗っていようが乗っていなかろうが、計測地点を通過すれば数値は残ります。

更にその先にAMAのマイルポストがあるので、実際はマイルポストをクリアしない限りタイムスリップに計測結果が反映される事はありません。
キロポストをクリアしたのにその先のマイルポストをクリア出来ていない、というのは通常絶対に有りえませんが、今回のような転倒の場合、偶然にもFIMのキロポスト平均記録は残っている訳です。

"転けてもタダでは済まさない"という天性持ち合わせた悪運の強さに自分でも正直驚きます。

その速度での転倒は、例えて言うなら走っている新幹線から飛び降りる位のレベルの速度。まぁ五体満足で帰って来られた事は正に奇跡的です。
スリップダウンさせた転倒方法やタイミングも良かったと思いますが、何よりクシタニさんのレーシングスーツが素晴らしい機能を発揮してくれたと思います。

勿論、エレクトリックバイク300kgオーバークラスのFIMワールドレコード、アベレージ(往復の平均速度)316.107km/hには到底届いておりませんが、車体側の問題やセッティングの甘さはあったとは言え、計測区間1.0kmでの平均速度が184mph(296km/h)ですので、実際の最高速度は300km/hを上回っておりました。計測区間半ばで300km/h以上出るパフォーマンスは十分備えていた事になります。

今年は塩の状況が良かっただけに悔やまれますが、自己ベスト、加えてモビテック様のボンネビルでの最高速も一応更新出来ました。マシンへのダメージもクラッシュした速度を考えれば最小で済ます事が出来たと思います。

FIM2018.jpg

※以下、FIMの公式WEBサイトより抜粋

Kazutoshi Mizutani, piloting the all-electric Motibec EV-02 motorcycle, aimed to take the silent assailant to a 200-mph run (321 km/h), aiming to break the current Electric +300kg record of 196.420 mph (316.107 km/h).

“Kaz” was out to a great run, but experienced a wobble while in the timed mile which quickly turned into a wild ride. The Japanese rider came off at 184 mph, sending the Motibec machine sliding for over 350 yards.
Fortunately, Mizutani was uninjured in the crash aside from a twisted wrist and a skinned knee.

Unfortunately for the team who traveled all the way from Japan to compete at BMST for a new FIM World Record, they are finished for the event.
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