2018.07.05 Thu
'88y GSX-R750J (GR77C) チェック。
で、本日はGSX-R。取り敢えずエンジンは始動出来ていましたが、どんなオイルが入っていたのか分かりませんのでまずはエンジンオイルを交換。オイルをチェックする事で車両のメンテナンス状況を知る事が出来ます。
因みにこのGR77C、エンジンオイルは4.5L!という大喰いぶり。油量でのクーリングも踏まえているのだと思われます。

いつものようにまずは不要な部品を外して軽量化。そして内部をできるだけ磨き綺麗にします。


社外のステッカーは全て剥がしました。ストック然が基本。

グリップはいつものように極細TZタイプをチョイス。バーエンドもナイロン製の叩き込むだけのシンプルなものに交換。とても安価なのですが実用性は非常に高く、レースでも常時使っています。

トップブリッジの点錆はクリア塗装の内部まで浸透しており取り切れない為、パウダーコートするかアルマイトするかして綺麗にしたいと思います。

ホイールの錆が相当に酷いのですが、パウダーコートを施した1100用ホイールを所有しているのでごっそりコンバートします。チェーンも#520化したいところ。

タンクパッドを剥がした際の糊がなかなか手強い。時間を作りボチボチ剥がします。

思ったとおり保管状況は悪くなかったようです。足回りを見直せば相当パリッと仕上がると思います。


1988年式 GSX-R750J (GR77C)諸元
形式:GR77C
排気量:748cc
最高出力:77ps(57kw) / 9500rpm
最大トルク:6.8kgm(66.7Nm) / 7000rpm
車体重量(乾燥重量):195kg
パワーウエイトレシオ:2.5kg/PS
全長・全高・全幅:2055mm / 1100mm / 730mm
因みに現行のGSX-R750 (逆輸入車両)は車体重量(乾燥重量) 173kg、最高出力は150ps!という途方も無い車両になっています。ひと昔前のワークスレーサー並みのパフォーマンスですが、ストリートで本当に必要なのか??な感じです。
この辺りの年式でも200km/h以上の最高速が出ますし、電子制御とは無縁のシンプルな車体構成も好感が持てます。
日常使いであればこれ位で十分じゃないかなぁーなんて思います。
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