2018.07.02 Mon
'00y FLSTF クイック作業。

主な交換箇所はマフラー、ハンドル、ウインカーの3点。純正部品はオーナー様に予め持ち込んで頂いていました。

まずは簡単なところからハンドルバーを交換。

ハンドルスイッチの配線固定も純正部品を使います。

続いてマフラー交換。


地味なのですが、一番面倒なのがウインカーの交換です。ウインカーはRフェンダーストラットに固定されているのでストラットカバーを外さないといけないし、ソフテイルはRフェンダーとRタイヤにクリアランスが無い為、Rフェンダーを外します。

で、ドナー部品からウインカーユニットだけを外し、綺麗な方のストラットカバーに移設。

今日も酷暑でしたので日が当たる車体右側の作業は暑くてなかなか辛い、、で、リアウインカー交換完了。

最後にフロントウインカー。純正のハンドルぶら下げ式のものに交換。カットしてあった配線は純正と同じムラサキのハーネスで継ぎ足し、純正に似ていて艶のある配線チューブを被せてセットします。この辺りは外観から見える部分ですのでぴったり純正に合わせておきたいところ。

ナセルカバーの内部で継いでいるので今回繋ぎ合わせた部分は一切見えません。


なんとか予定時間内に終了。お待たせ致しました。

オマケの画像は此方↓
昨日広島県の小さな島から届いたのが此方の'88y GSX-R750J (GR77C)。当店では初の2型、油冷のナナハンですが初期型とは異なるショートストロークエンジンを搭載しています。

納屋に眠っていた走行距離8000km、所謂、"Barn find"の個体で、埃まみれでしたので取り敢えず外観だけでも洗車しました。ヨシムラの古いタイプの集合マフラーとI.S.Aのレアなバックステップが装着されています。

この年代は負圧キャブが標準ですが、とりあえずバッテリーを交換し、エンジンオイルとガソリンをチェックしてから始動を試みるとあっさり火が入りました。アイドリングは安定してますが、7000-8000rpmあたりで引っ掛かるような症状が偶に出ます。

まだ外装を外してみないと分かりませんが、カスタムするには良いベース車両なのかもしれません。全体的に程度が良いようなら、以前製作したヨシムラカラーの'86y GSX-R750RR (GR71G)のようにパリッと仕上げて販売するのも有りかもしれません。
'89yの限定車、GSX-R750RKは凄まじく高騰しているのでまず手が出ませんが、同じカラーリングの"J"なら雰囲気だけは楽しめるのかも。笑
※明日、明後日は臨時営業となります。
明日3日(火)は車両引取の為終日留守ですが、明後日4日(水)はシャッターは締めてますが終日店に居ます。
なお、当月は思いのほか作業依頼が入ってしまい、既に7月中の作業をお受けする事は難しい状況になっています。
8月は今のところ余裕がありますので、レースで渡米する20日前後辺りまでは作業が可能だと思います。誠に申し訳御座いませんが宜しくお願い致します。
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