2018.04.25 Wed
'76y CB550four / S&S 93cu" FXR〜其の二。
まずはGWに向けオイルを補充しました。

CBのドレンプラグ。変ですよね?しかし説明している時間は無いのでまた次回。


今年のボンネビルのエントリーが始まりました。まずはレース保険に加入し、その後エントリー申し込みを行います。

ETC、2台分届いております。

で、まずはCBから。クラッチが異常に重く引きずっていたので分解、チェックを行います。エンジン回りのボルトはほとんどがプラスのボタンヘッド。インパクトドライバーじゃないとまず外れません。




ざっくりチェックは完了。硬化した紙ガスケットが強固に残っており手間ばかり掛かります。じっくり剥がしている時間は無いし、慌てるとロクな事にならないので代変えのガスケットが届くまでに後日作業します。

で、FXR。前後ホイールを18インチに交換します。

まずは養生などを行い車体回りのクリーニングから行います。これが無ければ直ぐに作業に入れる訳ですが、性格上それが出来ない訳で。常日頃から綺麗にして頂ければ、と切に願います。クリーニングは工賃に入れられませんし、時間を喰った分だけ他の作業が推してしまいます。




当方がいつも気になるのはフェンダー裏側。自分が乗っているクルマでもインナーフェンダーの中が綺麗じゃないと気が済まない性格。病的な潔癖症タイプ、、、致命的です。



家庭用洗剤やガソリンやら、ありとあらゆるもので汚れを落とします。まぁ普段手が入らない部分も多いのでそこが汚れているのは仕方ないですが。それでも多くのお客さんはとても綺麗にして車両に乗ってくれてますから助かります。


ホイールは新品の時点でコート材でコーティングしておきます。これで最初の汚れの付着具合が変わります。業者による本格的なガラスコーティングも今は流行っていますね。

当たり前ですが装着する部品は全てクリーニングしてから装着。

これはブレーキローターボルト。上の3本がクリーニング済みです。ネジ山のロックタイトを綺麗に除去するのは勿論ですが、ボルトヘッドまでをスチールブラシや真鍮ブラシを使って磨きます。ブレーキダストはガソリンで洗浄した程度では落ちません。

じっくり、のんびり行う時間があれば、これはこれで気持ちの良い作業ですが、時間が無いときは焦ります。どんどん先に進みたいのに地味な下準備が多過ぎです。

で、準備完了。

FXRはもともとテーパーベアリングホイールですからグライドのシールドベアリングとはそもそもホイールボス内のベアリング位置が異なります。よって、ホイールを交換すればポン付け出来る訳も無く。例えば2次ドライブ側だとこれくらいカラーが足りてません。
カラー合わせは地味な作業ですが、旋盤が無いとちょっと厄介です。カラーまでキット化すればホイールはもっと売れるんじゃないかと思いますが、もともとハーレーの部品はなんらか加工や工夫が必要ですし、年式での個体差も大きいので難しいんだと思います。

店内がゴチャゴチャしてて落ち着いて作業が出来ないー!

で、仮組み完了。チェーンライン、ブレーキキャリパーセンターも出しました。

ホイールをインチアップしているので格好が良いです。作業が報われる瞬間です。

明日完成すると良いなぁ。

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