2018.04.16 Mon
'10y XL883N改1200 / '05y FXDL。



作業は前後しますが、お次は883N改1200。ハンドル回りをやり直ししています。地元のディーラーさんで整備は行っているという事でフルードは綺麗でした。

ハンドルバーは中古のストック。エボ用でしょうかね、これは。取り敢えず寸法を車検証記載に合わせただけですので今だけの応急措置です。

ご自身で装着したと思われる幅の狭いドラッグバーが装着されていましたが、ブレーキホースがストックのままでしたので鋭角に曲がってしまっておりました。あまり良いとは言えないし、今回装着するハンドルバーだと角度がオカシクなり装着出来ないのでバンジョーの角度を変更します。で、Fブレーキマスター毎一度取り外し。

? 見た事が無い薄い銅製のクラッシュワッシャーが装着されています。オマケに内部が噛みこんで曲がっています。

左側が純正バンジョーボルト。皿付きです。右側が今回装着されていたボルトですが、この年式だとこれが純正なんでしょうかねぇ?ちょっと分かりません。

銅ワッシャーはボルトに噛みこんでおり外すのが手間だったし、皿付きボルトの方が面圧が上がって強度が高いですから交換して装着。エア抜きしようとするとマスターからフルードがボトボト漏れます。。あれ?

もう一度外してチェックするとブレーキマスターのバンジョー座面が削れてしまっています。薄いクラッシュワッシャーだったのでスチール製の純正バンジョーがマスターの座面に食い込んでしまい、削れてしまったようです。この仕事は×ですね。

今まで問題が無かったのはクラッシュワッシャーが凹んで潰れ、漏れを防いでくれてたようです。

ブレーキマスターの座面を切削し、新たに平らな面を出せば使えなくはないのですが、生憎旋盤ではその作業は行えず。仕方ないのでマスター毎交換する事にしました。年式は異なりますがXL用の1/2"ですので全く同じものです。因みに此方のタイプの方がバンジョー部分にカップ形状が無い為、ブレーキホースの取付角度の自由度が高く便利です。

ハンドル回り完成。

で、此方も本日初テストラン。

極初期のナラシなので店の近所をグルグルと回っただけですが、レボリューションの1250キット時より明かにトルク感があります。走行してて何度も5速からシフトアップをしようとしてしまった程ですから間違いないです。

タペットユニットをもともとこの車両に装着されていたものに戻した為、タペット回りがザワついてはいますが、組み直したトップエンドに関しては静かでスムーズ、今日走らせた限りでは悪くないと踏んでいます。オイルスモークも当然全く無し。
あとは距離を走らせて様子を見ていく事となります。

※今週19日(木)、20日(金)は両日共に車両引取になり、終日留守になります。
21日(土)につきましても車両引き上げ、入庫など予定がありますので出入りしている時間があるかと思います。
ご了承下さい。
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