2018.04.01 Sun
'11y SE StageⅣ XL48 サンダーマックスの取付。

電飾が付けられているので只でさえ狭いバッテリー付近に配線が満員御礼、さてどうしたものか。


まずは純正ECMを外したらECMコネクターにサンダーマックス用のUSBコネクティングハーネスを潜り込ませます。



で、サンダーマックスをセットします。

当初使いたかったローランドサンズのマフラーはご覧のとおり集合部分で痩せてしまい、紙切れみたいに破れてしまって使いものになりません。差し込みのバネ引きになっていますが、バネは片方だけしか引っ張っていないですし、もともと肉厚も薄いので振動でこうなってしまうのは当然の事。このマフラーは既に生産中止という事ですので接合部を全てカットし、新たに作り直す事にします。どうせやり直すなら当店オリジナルマフラーのように印籠継にすると良いですね。

O2センサーハーネスは前後共にシャシーを這わしてセットした為なかなか苦労しました。いつもならリアバンクのセンサーコネクターはシート下に入れ込んで整備性を上げるのですが、今回はそれが出来なかったので全く異なる配置でセットしています。

で、マフラーはD&D。なんとかワイドバンドO2センサーでも車体に干渉せず無加工で装着出来ました。しかし、D&Dってなんでサイレンサーがこんなに重いんでしょ?車体がローダウンしてあるので右カーブは相当注意しないと即ヒットしそうな雰囲気、かなり危険です。

ネットに接続したPCでファームを最新にアップデートしてデータをインストール。イグニッションONでフューエルポンプも動いており、とりあえずエンジンは無事始動。しかしエンジン始動したままデータリンクしていると30秒程で必ずリンクがダウンしてしまいます。それでも問題なくエンジンは動いているのですが、A/Fが逐一確認出来ないので不便極まりない。ここは明日対応します。

そしてまたまた"VIN ER"、VINナンバーのエラーです。これは純正ECMから社外のECMに変わった事で発生する問題で、サンダーマックス+純正コンビメーターだと起こります。現行のサンダーマックスではVINを書き換えるVINエディターを備えておりますが、ソフト側の書き換えだけでは解決出来ず、物理的な作業を加える事で回避する事が出来ます。

という訳でガソリンタンク下にアクセスし、コンビメーターのコネクターを探します。

"VIN ER"が最初は消えているのですが、数秒するとまた表示されてしまいます。何度か失敗を繰り返した後、無事リカバリー出来ました。あー良かった。

オマケの画像は此方↓
先日オクムラさんに発送しておいたV-RODマッスルのMEメンテナンスがもう仕上がって参りました。超速です。

ツインプラグXL1200Sに装着するBキャブピッチのS&Sエアクリーナーカバーです。
黒のパウダーコートを依頼されていたのですが、生憎既に別の色でパウダーコートしたものしか無くて剥離する事にしました。剥離剤でチマチマ剥がしています。

明日から4月、明日日曜は此方のXL48をなんとか仕上げ、月曜にはFXDLが入庫する予定になっています。内燃機屋さんにも行かなきゃならないし来週も多忙です。
- 関連記事
-
- '10y XL883N改1200cc 4度目の組立。 (2018/04/08)
- '11y SE StageⅣ XL48 納車。 (2018/04/02)
- '11y SE StageⅣ XL48 サンダーマックスの取付。 (2018/04/01)
- '10y XL883L スターター不動修理。 (2018/03/11)
- '07y SE/XL1200R 車体修理。 (2017/12/21)
| Sport Ster | 00:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑