2018.03.26 Mon
'10y VRSCF / '75y CB550Four。


Fサスペンションは”スクーデリアオクムラ”さんでMEフルチューン済みですが、がっつり距離を走る方なので既にO/Hの時期に入っています。という事で今回サスペンションもO/Hを行います。サスをチューニングしても定期的なメンテナンスを行わなければ折角のサスペンションも100%の性能を発揮する事は出来ません。
毎年行う事がベストですが、あまり距離を走らない方でも2〜3年に一度はメンテを行なった方が良いと思います。

前後ホイールが外れました。難儀なホイールベアリングの取り外しを考えると気が重くなります。笑

達磨状態。しばし安眠を貪って頂くとします。


そして此方も。883XLをリバースドームピストンを使って1200化します。レボリューションの1250ccキットを組み付けしていた883Lへの代替となりますが、実は今回、レボリューションとは一悶着ありまして、、また機会をみて経過をご報告致します。まずはいつものように全面コーティングを行います。

早速梱包してどちらも発送完了。

夕方、昨日仕上げておいたCBを走らせてみました。

0.9kにレートを上げショート加工したフロントサスペンションですが、リアサスが駄目過ぎてとてもじゃないけど乗ってられません。ショート加工してあるせいか突き上げが酷く、ギャップでガンガン跳ねてしまうし乗り心地も最悪。リアサスペンションが駄目なだけでこうも車体全体が狂ってしまうものかと。

直ぐに店に戻りRサスを交換。右手から今回装着してみた純正ショート加工サス、ストックサス、そしてコニの当時モノ。慣れれば10分以内に交換出来ます。


抜け気味だったストックサスでもフィールは悪くなかったのですが、なんだか元に戻すだけでは勿体ない気がしたので一度も交換していなかったコニに。駄目ならまた戻すだけです。

直ぐに走らせました。オクムラさんのFサスとのマッチングは一番良かったです。

CB550の場合、Fサスをあまり固め過ぎると乗り味がシャープに成り過ぎる感じがしました。ストックのストローク量のまま、ほんの少しだけスプリングのレートを上げ、プリロードもしっかり、というより少し怠い感じにして緩めに掛ける事が車格に合っているような気がします。そうする事によりこの時代のCBのヒラヒラとした気持ちの良い軽快な車体の動きに繋がるのではないかと感じます。
仮にダルい感じでサスを仕上げたとしても、重いハーレーの、あのまるで船のように後から来る”揺り返し”のような状態には車体が軽いのでCBではならないと思います。ですので純正サスペンションの味付けそのままに、ブラッシュアップさせる事が楽しいCBを作るポイントじゃないかと思います。
- 関連記事
-
- '10y VRSCF 納車。 (2018/05/01)
- 4車種の作業。 (2018/03/29)
- '10y VRSCF / '75y CB550Four。 (2018/03/26)
- '10y VRSCF 整備。 (2017/08/04)
- '10y VRSCF クイック作業。 (2017/02/23)