2018.01.20 Sat
T-man 124RX FXDBI 1次ドライブ回りのリファイン。

T/MメインシャフトBBを外しますが、、まぁ〜硬かった。SSTが壊れてしまわないかと冷や汗モノでした。負荷が大きい為かかなり焼けてます。

傷み易いと言えば此方のシフターアームもそのひとつ。ボルトが緩まなくてもボルト自体が伸びてしまうとスプラインの部分が痛んでしまいます。


レフトサイドカラー。爪が引っ掛かるような摩耗が見られます。残念ながら交換です。当然レフトサイドのオイルシールも交換しなければならず、、ここはなかなか厄介な部分です。

しかし、オイルシールは固く、リムーバーSSTが無いと外せないと判断。で本日は諦めパーツの洗浄。

クラッチシェルは複雑な形状をしている為クラッチのスラッジは簡単には落とせません。ガソリンスチームを使い徹底洗浄。

面を整え、然るべき処置をしつつ洗浄を繰り返します。パーツ洗浄を疎かにしては良いエンジンを組む事は到底不可能です。


洗浄完了。ここから単品検証に入ります。

SE製のエンジンスプロケット。左側が当方レーサーで2レース使ったもの。そして右側が今回FXDBから外したスプロケット。スプロケットカムと接触する部分が盛大に削れて痛んでしまっております。

此方がレーサー。

そして此方がFXDBI。パワーはストックの2倍近くありますし、ガンガンぶっ飛ばしてウイリーもするオーナーさんですのでこの摩耗は致し方ないのかも。。でも0.5mmは減ってしまっております。

カム山も当然荒れ放題。この部品は一部セットで注文できるみたいですが5万円弱ととても高価・・・


因みに此方はBAKERのエンジンスプロケット。エボと同等の構造となります。



丁度タイミング良くクラッチパックが到着。今回はベイカーの強化タイプ。

スチールプレートを薄くする事でフリクションプレートを1枚余分に組み込む事ができる構造です。後輪135HPだとVPを組み合わせてもストックプレートだと滑るほどのパワーなので、今回は今までよりも更にアップグレード。

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