2018.01.09 Tue
憧れの人。
最近通い始めた歯医者で治療を受け、その後は外注さんとの打ち合わせ。
そんな本日、歯医者の待ち時間にフラリと本屋へ立ち寄ると、佐藤琢磨選手の特集本を見つけました。
忘れもしない2017年5月28日、101回目を迎えた、あの伝統と格式の"インディ500"に高々と日の丸が掲げられ、佐藤琢磨選手が日本人初の優勝という快挙を成し遂げられました。
レース終了直後から怒涛の勢いでYoutubeに動画がアップされ、その映像を見るたび幾度となく感動し、どうしようもなく涙が溢れました。
世界最高峰のレースで日本人ドライバーが、それもHONDAエンジンを搭載したレース車両で勝利する。
これ程素晴らしい事はないのではないでしょうか。
若者が乗り物に興味を持たない、なんて言われる昨今ですが、クルマに乗るとかレースだとか、それ以前に、"日本人としての誇り"というものを身を以て教えて頂けたと思っています。
レース中の駆け引きもフェアで美しく、武道であるとか茶道の世界にも通じるような、凛と一本筋の通った、素晴らしいレース運びで兎に角感動しました。
また、これは本書を見て初めて知りましたが、琢磨選手のヘルメットにはインディ500予選直後のタイミングで他界したホンダの2輪世界王者、故ニッキーヘイデン選手のゼッケン#69が頭頂部に貼られており、「決勝もニッキーと一緒に走った」というコメントにまた目頭が熱くなる想いでした。琢磨選手の人柄が分かるエピソードではないかと思います。

佐藤琢磨選手。いつかどこかでお会いしたい憧れの方です。
"NO ATTACK, NO CHANCE".