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BAKER FACTORY 6-SPD TAPERED ROLLER BB KIT.

TC96 H-D純正6速用T/Mのボトルネック部分を解消するパーツが販売されました!

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2018y H-Dでは全車エンジンがM8にスイッチされましたが、エンジン、T/M共に完成の域に達しているがTC96+6速T/M車両。お客様のTC96 FXDは勿論の事、当店2000APS-PGレーサーでもそのコンポーネンツの多くを流用しています。

エンジン、T/M共にほぼ問題になる箇所は無いのですが、構造上ボトルネックとなっていてレースのような過酷な状況での使用や、オイル管理や偶々ハズレだったりする純正部品が組み込まれていると稀に壊れてしまう事があります。

TC96用の純正6速T/Mはなかなかトラブルが起きないのでO/Hした事のあるショップさんやプライベーターの方は極端に少ないと思います。しかし、一度T/Mアッセンブリを外すと分かりますが、メインドライブギアのベアリングとT/Mケース支持構造が全くもって理解不能な事になっている事が一目で分かるかと思います。

というのもメインドライブギアを保持するメインベアリングが特殊な凸形状のボールベアリングとなっており、ドライブギアをケースから抜き取るには破壊して抜くという荒っぽい構造になっています。
またボールベアリングなので上下方向へのサポートは強いかもしれませんが、左右方向には構造的に弱いような気がします。

当店では一台、近郊の他店様でも一台このメインベアリングが原因と思われるT/Mのトラブルが発生しています。
この特殊なベアリングは高価ですし、当然H-D純正しか選択肢はありません。純正部品だとしても昨今は"MADE IN USA"のものはどんどん少なくなっており、”ハズレ”ベアリングでも摑まされた日には正直またいつ壊れてしまうか分かりません。
毎度毎度なんだか馬鹿な構造だなぁ、なんて思っていた矢先、やはりまた"BAKER"がやってくれました。

純正のボールベアリングを破棄し、テーパーローラーベアリングで挟み込むという構造です。
そう、エボまでのエンジンケースと同様に、ティムケンBBで保持するメインドライブギアを開発してくれました。

これであれば上下、左右方向にもしっかり固定出来ますし、45度の当たり面で左右から支える事になる為、設計上最も効率よく、且つ屈強に保持が出来ると思います。回転抵抗に関してもエンジンのフライホイールに使って問題が無い構造ですから、T/Mメインシャフトに流用しても全く問題が無いと思います。

左右方向への”逃げ”が発生しない為、より節度がありカチッとしたクラッチのタッチに繋がると思いますし、更なるシフトフィールの向上にも貢献するかと予想されます。

特に支障がなければそのまま純正の6速でずっと楽しめば良いと思いますが、T/M側に何か不具合が出て、T/Mアッセンブリを抜く機会があるなら、導入を検討しても良いパーツだと思います。

当方の2000APS-PGレーサーのT/Mにも是非インストールしておきたいパーツです。

その構造と取付方法はこちら。
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