2017.11.10 Fri
T-man 98" TC-FXR 火入れ。
よってビックバルブは勿論の事、各ポートも一旦肉盛りしてからストレートポートとなるようフローベンチを使って計測、CNC加工されています。見た目こそストックのヘッドとなんら変わりませんが、100psを余裕で超えるパフォーマンスを誇ります。エンジンを始動しなければ、角度の変えられたインテークを覗かないとその威力を伺い知る事は出来ません。

そんな訳でさっと仕上げます。プッシュロッドカバー、アジャストがやり難い長さのものを装着してあった為交換しました。

TCコンバートしたFXRは、ベース車両の年式にもよりますが、通常リアロッカーカバーボルトを外すにはエンジンフロントハンガー自体を外してエンジンフロント側を下に下げないとボルトが外れません。これが唯一面倒と言えば面倒。作業の際はこの状態まで外します。

もとに戻して、

エンジンのリカバリー完了。

コンプレッションが上がったのをプラグホールで確認し、キャブにガスを送り込んでエンジンスタート。呆気ない程簡単に火が入りました。
しかしまぁT-manのCNCヘッドは排圧が半端無く強烈。凄まじいパルスのエンジン音です。
この感じはSEハリケーンCNCヘッド、エーデルブロックCNCパフォーマーRPMヘッド、そしてこのT-manステージⅡヘッドでしか感じた事のないフィールです。多くの方々はこのエンジンフィールを体感した事が無いかと思いますね。
同じロイヤルTレーシングのマフラーをストックのTC88FXDXにも装着していますが、もう別物、雲泥の差。大袈裟ではなく床がビリビリ揺れる位パワフルです。このエンジン音を聞いたらストックは勿論の事ボアアップ程度のライトチューンエンジンでは物足りないですね。最初からメカノイズは少ないし滅茶苦茶速いエンジンになりそうです。
やはり良いなぁ~T-man。一歩抜きん出てる感じ。

でもオーナーさんはそんなにブッ飛ばす訳でもなかったり、、、笑

この車両はなんとか佳境を超えた感じなので、次はT/MでトラブっているXL883Nをどうにかしないと。。
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