2017.10.13 Fri
'06y FLHR エンジン+1次ドライブコンプリート。
内輪のスタッフだけでのささやかな会でしたが、テルも大阪から来てくれて終始賑やかでした。
今後のEVプロジェクトは、、、、秘密です。笑
で、本日まずはロッカーを組んでエンジンを仕上げます。

丁度エンジンが完成したタイミングで50Aオルタが届きました。50Aは内部が特殊な形状なんですよねぇ。


で、サッと組んでプライマリードライブ完成。当然何処にも干渉しませんし、クラッチの重さも許容範囲。以前はVPがダービーカバーに干渉していた事もあり激重でした。

スロットルボディはSE120Rに付いていたSEビックスロットルを使おうかとも思いましたが、ストックヘッドには装着出来ず。仕方ないので純正スロットルに戻すのですが、折角なのでTC96の後期タイプに交換します。
真中のシルバーのタイプが2006年モデルの標準スロットルですが、各センサーは外してあるし、ストックのインジェクターも無いし、メインハーネスのセンサーがSEを装着する為に後期用に変更してあった事もあった為今回は後期スロットルをインストール。


で、メインハーネスを繋ぐ訳ですが、この車両、実はもともとFLHTCU-I、つまりウルトラでした。それを無理矢理FLHRロードキングにしてあるのでメインハーネスがグチャグチャになっています。まぁ自走で入庫して頂いたので機能はしていた訳ですが、まぁフレームに這わせてあるハーネスの酷い事酷い事。ハーネスカバーを割いて配線を取り出し、ビニールテープとタイラップで適当に留めただけ。
ハーネスを通す位置も違うので、エンジントップハンガーのピローアームと干渉し配線が傷ついたところが多々あります。
インジェクション車両はセンサーひとつ断線しても調子を崩すので、その辺りの配慮が足りな過ぎると思われます。

一度試しに、もともと這わせてあったところを通してハーネスを繋げてみましたが、明かに引っ張り過ぎていてエンジンが揺れたら問題があるところが多々あります。ハーネスカバーもやり直していたらどれだけ工数が増えるか予想も付かない為、今日は中止。

エンジンオイルを2リットルだけ注入し、ハンド+セルスターターでのクランキングまでを行えました。今のところ特に問題は無いです。他の車両の作業も押しているので明日には仕上げたいところです。
ようやくエンジンが組めたので、このタイミングで表面艶出し剤を塗付。白っぽく薄汚れていたシリンダーヘッドやクランクケースが本来の黒さに戻り、少し見栄えが良くなりました。折角リビルトしたエンジンですから、何処も綺麗にしてから乗って頂きたいですからね。

この後の作業車両のパーツは順次手配しています。なかなか実作業に入れませんが、、スミマセン。

FLHRはもう一息。モチベーションを下げないよう頑張ります。

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