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'06y FLHR ”重箱の隅を突く”作業。

今日はなんだか上手くいかない日でした。

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本日まずはTC96 FXRS-SPを納車させて頂きました。車両製作から既に数年、2-3万キロ走行して頂いておりますが、TC96、機関には全く何もトラブルが起こらないです。TC96は日本車並みの信頼性です。TC88ベースだとそうはいかないんですよねぇこれが。

で、本日もFLHR。まずは2階に上げてあった部品を下ろして2台分あるエンジン部品から良いものをチョイスします。

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シフターロッドのボルトです。車体をアッセンブリしてしまうと手が入り難い場所なので必ず純正ボルトを使います。

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プライマリーとのケース合わせ面をクリーニング。面が荒れている場合、必要最低限の液状ガスケットを併用しますが、純正の新品Oリング(青いタイプ)を使えばまず漏れません。

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クリーニング完了。

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液状ガスケットカスはこれ位出ました。

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120R搭載時にトラブルがあったというステーター回り。オルタネーターにはステーターコイル側に干渉した跡が残ります。その為オルタのスプラインにも過大な負荷がかかってしまい、爪が1/3程減ってしまっています。これは問答無用で破棄です。

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ステーターコイルとエンジンレフトサイドスペーサーのクリアランスチェックを行えばまずこうはならない筈です。TC88マウントの120Rはちょっと特殊ですのでそれを知らずに組んでいるのではないかと。まぁ残念です。

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使わないパーツは梱包してオーナーさんにお返しする準備。タダでさえ部品が溢れ返っているのでなるべく早めにお渡しします。

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部品の仕分けとクリーニング。ひたすら地味です。

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クリーニング完了。

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本当は1次ドライブやタペット回りを組み上げておきたかったのですが、時間をあける必要があったり、部品が無かったり。で、トップエンドの計測を行っておきます。

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計測してみてガックリ。前回'03y 100th FXDLで組んだ98キットはかなりクリアランスがタイトだったのですが、今回は逆にガバガバ。ピストンコーティングで1/100大きくなっているにも関わらずリミット限界値です。いつも同じ計測機器で同じように計っていますので計測方法がオカシイとは思えないのですが。。一体どうなっているのでしょうか?

念の為XLの1250キットも計測したところ同じような感じでオーバー。直ぐに問屋さんへ連絡し然るべき対応をお願いしました。

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意気消沈。手を止めても仕方ないのでヘッドガスケット面をクリーニング。燃焼室カーボン除去はまた後日。

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ボアアップキットの品番を再度確認していて発見。ここ最近のワイセコのリング、日本製なのですねー。良い訳です。

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FLHR、少しストップすると思います。

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