2017.09.27 Wed
'91y TC95 FXR/'93y TC96 FXRS-SP/'06y FLHR。
コネクター類はB/Oだったという事でグリーンのTC-FXRはもう少しストップします。スミマセン。

此方のTC95(S&Sエボマウントケース)FXRは昨日オーナーさんによりナンバー取得は済ませています。ハンドル周りを組んで、エンジンを始動してのチェックが完了。

調子の良い時のフライホイールが”真”で回っているエンジンメカノイズが出ています。問題なし、良い具合ですね。

次はブルーのTC96+6速T/Mを搭載したTC96-FXRS-SPの修理です。
問題となったストックのアース部分を修正します。

まずは溶けて壊れたイグニッションコイルを新品に交換。ちょっと贅沢ですが最も信頼がおける純正を入手。TC88キャブ車用の3コネクタータイプ。

右サイドカバー内部のアースポイントには最悪緩んでも問題ない補器類のみの接続に変更。とはいえアースポイントはショートで荒れていた為綺麗な面を出し、ロックタイトの赤でボルト締め。
最も重要なモジュールのアース線は引き伸ばしてバッテリーダイレクトに変更しておきました。

で、あっさり始動。修理完了です。

お次はFLHR。SE120Rエンジンを下ろした車両です。

まずはインナーカムベアリングを交換。最も古いタイプのものだった為交換は必須。


ベアリングは純正SEを使用。



今回のエンジンはいつかSE120Rを搭載し直す時まで”取り敢えず”仮のTC88モーター。予算が限られている事もあるので最低限の事だけを行います。オイルポンプはストックをそのまま流用。

カム山やサポートプレートのポンプ接合面も状態は悪くなかったのでカムサポートプレートASSYはそのまま組むつもりでしたが、インナーチェーンのカムテンショナーがすり減って割れてしまっておりました。状態の良い中古テンショナーが無いか明日倉庫を探してみますが、新品純正テンショナーはナメている程高価なので、、悩ましいところ。

オマケの画像は此方↓
このFLHで使う97cu"と来月1250cc化を行うXL883で使用するピストンのコーティングが上がって参りました。

いつものようにピストントップ以外を全面コーティングしています。

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