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'87y FXLR テスト走行。

小雨が降って涼しい1日でした。

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昨夜プライマリーカバーを装着しておいたので一晩待ってプライマリーにオイルを注入。今回はT/M、プライマリー共にロイヤルパープルを奢りました。

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出掛けに常連さんが来店され今後のカスタムについてのご相談。ちょっと出遅れましたが雨は降っていなかったので出発しましたが、ものの30分もしないうちに雨が降り出し慌てて店に戻りました。
久しぶりに車両を濡らしてしまいました。涙

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今回作業させて頂いたT/Mとクラッチを含むプライマリーASSY、そしてスターターに関しては一切問題無し。
シフトフィールは気持ち固めかもしれませんが、しっかり入った感があるのでカチッとしたフィールが好みの方には良いと思います。
ニュートラルも何処からでも直ぐに出ますしスタート時のジャダーも当然無し。問題は無いと思います。

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但し気になったところも多々あります。

以前同じような年式のやはり個人売買で安く入手したFXRを修理しましたが、同じような感じです。安かろう悪かろうの典型的なパターンで、エンジンがリジットのショベルヘッドよりも、ラバーマウントのFXRの方が車体が遣れてくるとハンドリングや車体の動きにはっきりとネガティブな部分が出てきます。

エンジンはメーター走行距離が正しく57000キロ?という事を考えればアイドル時はかなり静かで優秀ですが、走り出すとちょっと嫌な感じの金属音(吸気音に似た感じですが回転を上げると音が大きくなるのでカム回りから出ているように思います)がして飛ばす気にはなりません。
あとエンジン各部に加え、オイルポンプ周りからのオイルリークが激しいです。

何より車体の動きがちょっと変わっていて、極低速時のコーナリングが怖いです。
プルバックしたライザーに、更にプルバックさせたハンドルバーでグリップ位置が相当手前にある事も原因ですが、お尻のあたりでコーナリングさせるような、極端に”後ろ乗り”な車両特性になっています。
多分最大の原因は硬化して完全にスリップサインの出ているタイヤだと思われ、変に倒れ込む挙動もタイヤが悪さをしていると思います。

あとどういう訳だか遣れた車両に限って路面のギャップを拾った時の突き上げが酷く、路面の悪い田舎道を低速で走るのは辛くて全く楽しくありません。これはショックユニットがどうこうというレベルの話ではありません。

オーナーさんとは体格や体重が圧倒的に違うので一概に当方が感じるほどはオーナーさんには顕著に現れないと思うのですが、全てが正しく機能しているFXRとは雲泥の差ではあるという事だけは覚えておいて下さい。

兎に角、まずはタイヤを新品に交換して下さい。
多分ガラッと乗り味が変わりますし、ショック云々を語るのはそれからだと思います。

なおF・Rショックユニット、それにステムベアリングには違和感がありませんので大丈夫だと思います。
エンジンマウントに関してもそう悪くはないのでタイヤを交換してからの見極めだと思います。

なんでしょうかねぇ、初期型FXR、ショベルヘッドFXRも含めてなのですが、今まで作業したショベルFXR、初期エボFXRT、FXR、FXLR全て乗り味が似ています。妙にフワフワして安定感が無いんですよねぇ。ただ古いだけなのかなぁ?
'89y以降の車両と完全に違うフィールなんですよね。
それぞれ微妙にエンジンのマウント位置やピポットのオフセットが異なるのでそこらに原因があるのかもしれませんが。

そう考えると安い初期型FXRには手を出さない方が無難かもしれませんね。結局高くつきますから。
最も分かり易い相違点はリアブレーキマスターが角形か丸型かで判断できます。外装が変わったりしてても一目瞭然です。

そんな訳でFXLR、終了です。
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